賃貸マンションと新築分譲マンションの住み心地の違い

新築マンションを購入して約4ヶ月が経ちました。

そろそろ新居での生活も慣れてきたということで、4ヶ月前まで住んでいた賃貸マンションと現在住んでいる新築マンションの住み心地の違いについてまとめていきます。

その前に、比較ができるように賃貸マンション時代と現在の新築マンションの環境の違いについて説明していきます。

賃貸マンション時代の部屋の特徴

賃貸マンション時代の部屋の特徴
築年数:約20年
広さ:約55平米
間取り:2LDK
ベランダの向き:東
家賃:約75,000円(管理費・共益費込)
階層:低層階
エリア:大阪市鶴見区
立地:最寄駅から徒歩約15分

現在住んでいる新築マンションの部屋の特徴

現在住んでいる新築マンションの部屋の特徴
築年数:0年(新築)
広さ:約65平米
間取り:3LDK
ベランダの向き:南
ローン:約10万円(管理費・修繕費込)+50,000円×年2回ボーナス払い
エリア:奈良県
立地:最寄駅から徒歩約5分

新築マンションを購入して良かったこと

まずは、新築の分譲マンションを購入して良かったな~!と思えたことについてまとめます。

①建具、フローリングの色を選べる

賃貸マンションでは、フローリングの色や建具の色が決まっています。

その為、自分の好きな色を選べません。

新築マンションの場合、タイミングにもよりますが、建設前の購入であれば通常、建具、フローリングのカラーを選択できます。

ウチのマンションの場合、建具、フローリングの組み合わせを3種類の中から選べました。

あくまで選択制なので、100%自分好みの色があるわけではありませんが、賃貸みたいに最初から色が決まっているわけではないので、ある程度自由度は広がります。

もうひとつカラーを選択できたのが、キッチンの扉の色です。

こちらは9色の中から選択できました。

9色あれば、ある程度自分好みの色が見つかると思います。

②壁付のカップボードが設置できる

賃貸マンションでは壁に穴を空けることができません。

分譲マンションであれば、自分のものなので自由自在にカスタマイズが可能です。

ということで、壁付のカップボードを設置しました。

カップボードに関する記事はこちらにまとめています。

IKEAのカップボードMETOD(メトード)を施工業者に組み立てて頂きました!

③好きなクロス(壁紙)が選べる

賃貸マンションのクロスは、基本的に当たり障りのない白無地系が多いです。

最近はウォールステッカーが流行っているので賃貸でもある程度、クロスを自由にカスタマイズできるようになりました。

とはいえ、やはりステッカーなので、どうしても安っぽく見えたり、途中でシールが剥がれることもあります。

家を購入すれば、ウォールステッカーではなく、ちゃんとしたクロスを貼れます。

我が家の場合、リビングのクロスを有料オプションで自分(妻)好みのデザインにしました。

フレンチシックな部屋にしたいという妻の要望で、それっぽい柄のクロスにしました。

④エコカラットを設置できる

壁系の話の最後はエコカラットです。

エコカラットとは一言でいうと調湿機能付きの壁です。

クロスと違って、立体感があり、オシャレなデザインのものも多いので、機能として以外にもインテリアとしても人気の商品です。

エコカラットの設置についてはこちらの記事にまとめています。

エコカラットを新築マンションの玄関に施工するのに費用はいくらかかる?

⑤部屋が広くなった

55平米の2LDKから65平米の3LDKに引っ越したので、当然部屋が広くなりました。

部屋が広くなった分、住み心地は良いです。

ただし、月々の支払額は増えたのでデメリットにもなりました。

⑥日当たりが良くなった

結構、日当たりって重要だと個人的には思います。

以前のマンションは東向きだったので、方角的には悪くありませんでした。

しかし、住んでいたのは低層階で、ベランダ側には別の建物があったので、建物の陰になり日当たりが悪かったです。

日当たりが悪いと洗濯物が乾きにくいし、部屋も薄暗くなります。

マンションを購入するときは、日当たりは結構重要視していました。

現在はリビングとベランダが南向きなので、日当たりはすごく良いです!

日光を遮る建物もありません。

洗濯物も乾きやすいし、室内にも日光が入って気持ちが良いです。

⑦向かいの家の視線が気にならなくなった

賃貸マンションに住んでいた頃はベランダ側に民家がありました。

向かいの建物で日当たりが悪かっただけでなく、意識をしなくても向かいの家の話し声が聞こえたり、目が合ったりするくらい至近距離でした。

結構これがストレスになっていたので、ベランダ側に建物が無く快適です!

⑧防音がしっかりしている

以前住んでいたマンションも賃貸にしては壁がしっかりしていましたが、現在は更に防音が強化されました。

たまに上の階の音がしますが、そこまで気にならないレベルです。

隣の部屋に関しては、まったく生活音がしません。

⑨駅近になった

賃貸マンションに住んでいたころは最寄駅から徒歩15分の場所ですが、現在のマンションは最寄駅から徒歩5分の場所にあります。

駅まで15分歩くのは地味に遠く感じていたので現在は快適です。

新築マンションのデメリット

マンションを購入して今のところ、概ね満足していますが、やはり賃貸時代の方が良かった点もあります。

①マンション組合に加入しなければいけない

マンションを購入したら管理組合に入らなければいけません。

通常、数年に1度役員としての仕事がまわってきます。

修繕費や管理費の使い道を決める重要な役割で好きでなければ面倒な仕事です。

まだ役員になったことがないので、具体的なことは言えませんが、個人的にはメンドイです 笑

②月々の支払額が高くなった

私の場合、マンションは35年フルローンで購入しました。

マイホームを買ったところで、ローンがある限り、家賃を支払っているのと感覚的には変わりません。

以前は家賃、管理費、共益費込で月々75,000円の支出でしたが、現在は毎月約10万円の支払いにプラスして年2回5万円のボーナス払いも設定しています。

住宅ローン控除があるとはいえ、支出が増えたことには変わりありません。

家は快適になっても生活は苦しくなってしまいますね 笑

その辺は割り切るしかありません。

③以前よりも郊外に住むことになった

賃貸マンションに住んでいたころは大阪市鶴見区に住んでいました。

鶴見区は子育て世代が多く、住みやすい街でした。

特に鶴見緑地公園という、1990年に花博覧会が開催された大きな公園は子供と遊ぶには絶好の場所でした。

鶴見区に住むことも考えていましたが、大阪市内ということでマンションの価格は高いです。

予算的に厳しかったので、大阪市内より地価が安い奈良県に移住することにしました。

④通勤で座れる確率が低くなった

以前は電車通勤の際、始発駅から2駅目のエリアに住んでいたので、通勤時間帯も座ることができました。

現在は、始発駅から数駅離れているので座れる確率が低くなりました。

door to doorの通勤時間自体は大阪市内に住んでいた頃と変わらないのですが、電車内のストレスは現在の方が感じやすいですね。

まとめ

賃貸マンション時代は家賃を抑える代わりに不満な要素が多々ありました。

家を買うからには快適な暮らしがしたい!ということで、現在の暮らしには満足しています。

その分、月々の支払いが高くなるというデメリットもありますが、生活の質を優先させたので、仕方がないことと割り切っています。

今回の記事は世間一般的な見解よりも個人的なエピソードばかりになってしまいましたが、これからマンション購入を検討されている方の参考になれば幸いです。