IKEAと言えば比較的安くてオシャレなインテリアグッズが手に入るので人気ですよね!
その中でも人気商品のひとつがオーダーで作るキッチンボード、カップボードです。
我が家は新築マンションを購入したので、入居に合わせてIKEAで購入することにしました。
キッチンボードはマンションの標準設備として備え付けられているので、我が家で購入を検討したのはカップボード(食器棚)です。
簡単にオーダーできるだろうと軽い気持ちで店舗に行ったのですが、いくつか注意事項があるので今回はIKEAキッチンプランニングサービスの予約の仕方から、プランニング当日までの事前準備についてご紹介していきます。
IKEAキッチンプランニングサービスの予約
IKEAの店舗に行く前に、まずはキッチンプランニングサービスの予約を行わなければいけません。
来店予約をするためには、IKEAファミリーに登録する必要があります。
まだ会員になっていないという方もご安心ください。
IKEAファミリーのページから誰でも無料で新規会員登録することができます。
登録が完了したらマイページのIKEA Family限定サービスよりキッチンプランニングサービスを選択します。
PCから登録の場合は、こんな画面が出てきます。
「サービスを予約する」ボタンをタップすると次の画面に進みます。
スマートフォンからログインした場合はマイページからMENUをタップするとこんな画面になります。
MENUをタップ→IKEA Family限定サービスをタップ→キッチンプランニングサービスをタップと順に進めると予約の画面に進みます。
キッチンプランニング 新規予約・登録フォームの画面にたどり着いたら、来店予定のイケアストアを選択してください。
その後は希望日→希望時間を順番に選択してください。
希望時間は予約可能な時間帯のみ選択できるようになります。
上の画面の場合、この時点で選択できるのは11:00と14:00のみです。
それ以外の時間は先約済みのため選択できなくなっています。
注意事項ですが、予約は最低でも来店予定日の3日前までには済ませて下さい。
1~2日前や当日予約はシステム上できなくなっています。
可能であれば、2~3週間前には予約しておいた方がよいです。
人気のサービスのため、特に土日は数週間先まで予約で埋まっていることもあります。
思い立ったら、できるだけすぐに予約することをおすすめします!
予約せずに行ったら受け付けてくれないの?
そんな不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
IKEAキッチンプランニングサービスは予約制のため、基本的に飛び込みで行っても対応してもらえない可能性があります。
私も初めてプランニングに行ったときは予約制であることを知らずに行きました。
しかし、その時は運良くプランナーの方の時間が空いていたようだったのでプランニングしてもらうことができました。
もし予約制であることを知らずに店に行ってしまった場合、あるいは予約したかった日が埋まっていて困った場合、諦めるのは、まだ早いです。
予約をしていないので確実にサービスを受けられる保証はありません。
しかし、スタッフの様子をうかがって手が空いてそうな人がいれば声をかけてみて下さい。
対応してくれるかもしれません。
店舗に行く前にやっておくべき事前準備
IKEAでキッチンボード、カップボードの購入を検討する場合、事前に調べられることは調べておいた方が、当日スムーズにプランニングできます。
事前準備①サイズの確認
まずは家具を置く位置とスペースの採寸を行ってください。
必要な情報は幅、奥行、高さの3項目です。
幅は絶対に調べて下さい。
なんとなくこれくらいかな?と思って購入してみたら幅が足りなかったとか逆に思ったより短かったとなると結構困ると思います。
奥行は計算しておかないと、キッチンとカップボードの間隔が思ったより短かった場合、通路が狭くなります。
高さに関しては、吊戸棚を設置しない場合はあまり気にする必要はありません。
吊戸棚を設置する場合は上下のバランスがあるので測っておいた方がよいです。
幅、奥行、高さの採寸せずに感覚だけで見に行っても商品を決められないので二度手間になります。
事前準備②キッチンボードのデザインを決める
サイズ感がわかったら、どんなキッチンボードにしたいのか、ある程度想像しておくと店で悩む必要がなくなります。
棚の幅は何cmくらい欲しいか、デザイン、色はどんなものが良いか等、ざっくりとでもイメージできていた方が後が楽です。
とはいえ、IKEAにどんな種類があるかもわからないという方も多いと思います。
インスタ等のSNSを活用して「#イケアキッチン」「#ikeaカップボード」等で検索すると施工事例がアップされているので参考になると思います。
我が家の場合は、妻がフレンチシックな白いカップボードが欲しいということで「#フレンチシックインテリア」といった検索ワードも使っていました。
そこで巡り合えたのがIKEAのMETOD(メトード)というモデルです。
インスタで「#METOD」を調べるとメトードのキッチンボード、カップボードがずらりと並ぶので事前にイメージしやすかったです。
IKEA公式のMETOD/メトードキッチンシステム購入ガイドを見るとより具体的にイメージができました。
事前準備③収納の用途をイメージする
なんとなく、どのデザインが良いかイメージできたら次に棚ごとの用途を考えます。
キャビネットの棚は何段必要か、幅はどれくらい必要か、どの棚に何を入れるかといった想像をします。
たとえば、上段にはカトラリー系を入れるので深さは必要ない。下段は大きめの収納スペースが欲しいといった想像をします。
以上の3項目はプランニングに行く前にある程度、自分で調べておくとプランニングが楽になります。
最低でもサイズの確認だけは事前に行った方がよいです。
デザインや棚の用途については、調べなくてもプランナーが相談に乗ってくれるので、必須事項ではありません。
事前準備④3Dプランニングツールを活用する
IKEAには3Dプランニングツールといって、ネット上でパーツを組み合わせてシミュレーションすることができます。
これを使いこなせると店に行かなくても、ほぼイメージが完成します。
ちなみに私は使いこなせずに断念しました。笑
施工サービスを利用する場合の確認事項
我が家はDIYではなく、施工サービスを利用しました。
IKEAのキッチンボード、カップボードは完成品ではなく、パーツごとの購入システムになっています。
施工サービスを依頼しない場合、自分で組み立てなければいけません。
私は自力で組み立てる自信がなかったので、有料になりますが施工サービスをお願いしました。
店舗に行くまで知らなかったのですが、施工サービスを利用するにもいくつかのハードルをクリアする必要がありました。
店頭でもらった注意事項の紙がこちらです。
事前準備⑤床の材質・壁の材質の確認
特に重要な項目は、床の材質・壁の材質の確認です。
吊戸棚を設置するには壁固定が必要です。
その際に必要な情報が、壁の裏側にある下地の状況です。
石膏ボード+木下地(何cm)間隔か
という情報が必要でした。
そんなの普通、知らないですよね!?笑
吊戸棚を固定するのに必要な柱が壁の裏側にあるはずなんですが、その柱が最低2ヶ所あることが確認できないと施工できないとのことでした。
壁の裏側の構造なんて知らないので、建設会社に聞くしかないですよね?
IKEAに行ったのは土日でしたが、木下地のことは調べていませんでした。
確認しようと思っても土日で建設会社が休みで確認がとれず。
後日確認して、改めて出直すという無駄足を踏むことになってしまいました。
可能であれば事前にカップボードを設置する壁の裏側の木下地の間隔を建設会社に確認していった方がいいです。
施工サービスを依頼しない場合でも、木下地が設置スペースに2ヶ所以上ないと固定できないので、ご自身で設置される場合も木下地の確認は必須となります。
マンション(集合住宅)の場合
事前準備⑥マンションの管理人に作業許可を得る
マンションに住んでいる場合、部材のカット作業を共有スペースで行うので、マンションの許可も必要とのことでした。
木下地の確認やら、共有スペースのやら、正直めんどくさくなってきました。笑
管理人に尋ねたら、駐車場の隅の空きスペースを使っていいとのことで、こちらもクリア!!
共有スペースでの作業の許可も事前に取っておいた方が楽です。
これらの事前準備をしておかないと商品が決まってすぐに購入したくても、その場で購入できなくなります。
まとめ
個人的な意見ですけど、IKEAのカップボード購入は思ってたよりクリアすべき事項が多くて、めんどくさかったです。
正直途中で心が折れて既製品のカップボード置いた方が楽なんじゃないかと思うこともありました。
結果的には無事にIKEAのカップボードが設置できて非常に満足しています。
木下地の確認は、カップボードを設置するための安全確認です。
マンションへの確認は、周りにご迷惑をかけないようにするために必要です。
プランニング後に木下地の確認や作業の確認を行うと再来店しなければいけなくなり、それこそ面倒なので、できるだけ1回の来店でその場で注文できるための事前準備についてまとめました。