米中貿易摩擦で仮想通貨ブーム再来!?

米中貿易摩擦への警戒で、NYダウ平均株価も日経平均株価も暴落し始めています。

そんな中、急に取引が活発になり出したのが仮想通貨です。

仮想通貨と言えば、2017年後半にビットコインが200万円を突破する等、仮想通貨バブルがありました。
その後、一気に暴落し2018年は完全に下落トレンドになっていました。
仮想通貨の取引所のCMも気付けば見なくなりましたね。

一部では、もはやオワコンとまで言われていた仮想通貨ですが、今年4月に入ってから急に上昇トレンドへと変わってきています。

3月末時点では1btc、40万円前後でしたが5月16日現在では90万円近くになっています。
わずか2ヶ月足らずで価値が2倍になったのです。

塩漬けしていたビットコイン、アルトコインが急上昇

私は、ビットコインバブルが終焉した2018年2月頃に取引を開始しました。
当時は1btc、65万円くらいでしたが、その後120万円くらいまで上昇しました。

投資初心者だったので、とりあえず少額のデイトレードから始めたのですが、何もしなくても勝手に価格が上昇していくという感覚は今も鮮明に覚えています。

まだまだ上がるかな?と調子に乗って買い増ししていったところで、再び暴落が始まりました。

120万円くらいまで上昇していったビットコインが気付けば60万円代にまで落ち込んでいました。
その間も、一部利確したり、損切りしたり、買い増ししたりとちょこちょこトレードをしていたのですが、2018年9月頃からは現金化せずに残しておいた仮想通貨を放置(塩漬け)することにしました。

仮想通貨を塩漬けしようと思った理由

①ビットコイン、アルトコインの価格が当面上がる見込みがなかったから
2018年の仮想通貨市場は暗黒期でした。仮想通貨にこだわっていても時間の無駄だと感じ、放置することにしました。
結果的に、ビットコインは年内に30万円台にまで下落し、大きな含み損となりました。

②短期トレードに疲れたから
値動きが大きい時は、短期で大きく儲かることができますが、停滞気味の相場だったので短期トレードするメリットがなくなっていました。
それに、短期トレードは常に値動きをチェックしなければいけないので疲れます。
家族との時間も大事なので、ずっと相場を気にしながら生活するのはよくないと判断しました。

③投機ではなく、投資対象として見るようになったから
短期トレード、デイトレードしなくても、数年単位で価格が上昇してくれれば良いという感覚になりました。

④資金がそんなにないから
仮想通貨は、あくまで余剰資金で運用することにしていました。
暴落の恐れもある仮想通貨に多額を投資するのはリスクが高すぎます。
仮想通貨への投資は、一旦お休みして、株や投資信託へ資金を回すようにしました。

仮想通貨を塩漬けした結果

そんなわけで、2018年9月頃からは多少の資金を残したまま、仮想通貨を塩漬けすることにしました。
年末にかけて更なる暴落があり含み損も増えましたが、数年後儲かってくれれば良いといった感覚だったので全く気になりませんでした。

チャートすら見ない生活を送っていましたが、何かと最近仮想通貨が再注目されるようになり久々に取引所にログインすると予想以上に含み益が増えていました。

仮想通貨が再燃した要因としては、米中貿易摩擦が考えられます。
貿易摩擦を懸念して株を手放す人が増えました。
その結果、世界同時株安に陥りました。

投資家達は、株価が暴落する前に売りさばくのですが、手元に残った資金で仮想通貨を買いあさり始めたのです。
その結果、ダウ平均株価、日経平均株価が下がり、仮想通貨市場が急上昇しはじめたのです。

私は、ビットコインの他、アルトコインもリップル、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、その他、草コインも数種類保有しています。

仮想通貨取引所 ビットフライヤーにはビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュを預けています。

2019年になってからは1度も取引していませんが、塩漬けしているだけで大きく利益をもたらしてくれています。

塩漬けしていただけで、約17万円の利益が生み出されています。
前年度の含み損があるので、トータルではそこまで儲かっていませんが、結果的に価格が低い時に狼狽売りしなくてよかったと感じています。

今後の仮想通貨取引の予定

今後の予定としては、当面塩漬けを継続します。
仮想通貨市場が盛り上がってきたからと言って、買い増しすることも利確することも、今のところ考えていません

なぜなら、年単位で考えると仮想通貨市場は今後も拡大し続けると考えているからです。

再び、仮想通貨バブルが発生すれば、その時が利確のタイミングだと思っています。