ビットコイン3万ドル突破!価格暴騰7つの理由

ビットコインが初めて3万ドルを突破したということでニュースになっていますね!

日本円でいうと今の相場で約309万円です。

当然、日本円で300万円を超えたのも初めての出来事です。

2017年にビットインバブルが到来した時は「億り人」なんてワードが流行りましたよね!

当時の最高値が日本円で240万円程度だったので、バブル崩壊後、損切りせずにホールドしておけば今頃資産はプラスになっています。

前回のビットコインバブル&バブル崩壊から約3年。

なぜビットコインは復活したのか考えられる原因について解説していきます。

ビットコイン価格暴騰 7つの理由

ビットコインの価格が2017年の240万円を大きく上回り3万ドル(約309万円)を超えてきた理由は7つあると考えます。

ツイッターにこのような投稿をしたので、深堀していきたいと思います。

①機関投資家の参入

2017年のビットコインバブルでは個人投資家が価格を押し上げていました。

今回のバブルは前回と傾向が異なります。

それは機関投資家がビットコインに莫大な投資をはじめたということです。

マサチューセッツ・ミューチュアル生命保険が1億ドル(約100億円)をビットコインに投資する等、海外では大手企業が次々にビットコイン投資に参入しています。

莫大なマネーがビットコインに流れ出したというのが2020年からの動きです。

②ビットコインの実用化

2017年のビットコインバブルは実用化が進んでいませんでした。

ただの投機対象として、お金をつぎ込む人が多くギャンブル性が高いイメージでした。

しかし、2020年からはビットコインが本格的に実用化され始めています。

アメリカの決済サービス大手PayPal(ペイパル)が暗号資産(仮想通貨)市場に参入したことで、PayPal上でビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュの4銘柄が取引できるようになりました。

今までの仮想通貨は、仮想通貨取引所で口座開設して売買するという手間がかかりましたが、これからは、誰でも利用する決済サービス上で仮想通貨が使用できるようになっていきます。

アダルト動画サイトPornhubでは決済手段を仮想通貨のみにするという強気なサービスを開始しました。

有料動画が仮想通貨でしか買えないとなると買うしかないですよね!

決済手段が仮想通貨のみというのは、なかなか思い切ったサービスですが、今後は決済手段のひとつとして仮想通貨でも支払いができるというサービスは増えてくるんじゃないかと思います。

③半減期

ビットコインの半減期とは、ざっくりいうとマイニングによって新規発行されるビットコインの量を半減する時期のことです。

マイニングされるビットコインの量を減らすことでインフレ防止及びビットインの希少性を高めることができます。

これだけでは、わかりにくいですよね?

マイニングとかよくわからない
投資家にとってどんなメリットがあるの?

わかりやすく言うと、ビットコインの価格が上昇しやすくなるイベント

それが半減期です。

過去に半減期は3回ありました。

1回目は、2012年11月28日にありました。

この時にビットコイン投資をしていた人は、ほとんどいないと思います。

2回目は、2016年7月9日でした。

勘の鋭い人は気付いたはずです。

2016年に半減期を迎えビットコインバブルが2017年に起きましたよね?

3回目は、2020年5月12日でした。

4年ぶりの半減期ということで、ビットコイン投資家の間では2020年の年末から2021年年始にかけてビットコインが暴騰することは予想されていました。

結果として、2021年1月には過去最高の3万ドル(300万円)を超えました。

予想通りの結果ではありますが、そのことを知らなかった人たちが細菌になってビットコインの異変に気付いて騒ぎ始めたというのが現状ですね。

④金融緩和

機関投資家の参入、半減期だけに限らず、コロナの影響もビットコイン価格上昇の一因となりました。

なぜかというと、世界中で金融緩和の政策が行われているからです。

日本でも、2020年は新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が発令されました。

不要不急の外出を控えるように国からの要請が出たことで、多くの業界が全く稼げないという状況に陥りました。

そこで政府は国民に定額給付金を出したり、企業に対しても補助金を出す等、お金をばらまく政策を打ち出しました。

金融緩和により、インフレが起こりお金の価値は下がります。

富裕層は緊急事態宣言で浪費もできないし、現金ばかり持っていても価値が下がるだけなので、とりあえず株を買ったり、仮想通貨に投資したりしています。

その結果、株価は上昇、仮想通貨市場も盛り上がっているという現象が起きています。

⑤発行総数に上限がある(2,100万btc)

ビットコインの価値が上昇している理由として希少性の高さも挙げられます。

ビットコインの発行総数が2,100万btcまでと上限が定められています。

金融緩和により無限にジャブジャブ刷れるお金と違い、数に限りがあるため価値が下がりにくいのが特徴です。

採掘される数が有限で採掘(マイニング)にコストがかかるという点で、ゴールド(金)の特徴と類似している部分が多く

ビットコインは別名デジタルゴールドと呼ばれています。

資産としての価値が認められてきている証ですね!

⑥現状、売却する人が少ない

暴騰し続ける理由の1つとして、利益を確定してビットコインを売却してしまう人が少ない点も挙げられます。

少なくとも日本においては、現時点でビットコインでいくら儲かったとしても売却するメリットがあまりありません。

日本の税制ではビットコインを含む仮想通貨で得た利益は雑所得扱いになります。

雑所得の場合、利益の約50%が税金として引かれてしまいます。

2017年のビットコインバブル崩壊後は、税金が払えなくて破産してしまったという人もいます。

将来税制が変わることを期待して、今は手放さずにホールドしておくという考え方の人が多いです。

まだまだビットコインの価格は上昇し続けると思っている人が多いので、

税制に関係なく、そもそも売却する必要がないというのも理由として多いでしょう。

ホルダーの約15%は売却せずに保有し続けているという調査結果もあります。

私も長期ホルダーのため、こちらの項目に該当します。

⑦失われたビットコイン

失われたビットコイン」とは、ビットコインを保有しているが引き出せなくなってしまったコインのことを指します。

  • 保有者がビットコインを保有したまま亡くなった
  • ビットコインを引き出すために必要なID、PASSを紛失した
  • ビットコインが入ったハードウォレットを紛失した

など、理由は様々ですが長期間にわたって全く使用されていないビットコインが150万btc程あると言われています。

失われたビットコインのことを別名ゾンビコインとも言われています。

⑥では、あえて売却せずに保有し続ける人について解説しましたが、失われたビットコインは引き出すことが、ほぼ不可能になったコインなので意味合いが少し違います。

いずれにしても、売却しない人が多ければビットコインの価値は下がりません。

欲しがる人が増え続けているので、ビットコインの価値が暴騰しています。

まとめ

2017年以来のビットコインバブルが到来しました。

前回のバブルは投機目的の個人投資家達が価格を釣り上げていましたが、今回のバブルは内容がまったく異なります。

2017年は名前の通り実態を伴わないバブルでしたが、2020年のバブルは明確な理由があるため、もはやバブルというよりビットコインの価値が認められてきたという感じがします。

理由としては以下の7つが挙げられます。

2020~2021年ビットコイン暴騰7つの理由
  1. 機関投資家の参入
  2. ビットコインの実用化
  3. 半減期
  4. 金融緩和
  5. 発行総数に上限がある(2,100btc)
  6. 売却者が少ない
  7. 失われたビットコイン

ビットコインはどこで買える?

ビットコインは仮想通貨取引所で購入することができます。

日本国内の取引所といえば、bitFlyerコインチェックbitbankビットポイント
DMM bitcoinGMOコインLiquid by Quoineあたりが有名です。

このうちのいずれかで開設すればいいと思います。

ちなみに私はbitFlyer(ビットフライヤー)をメインに使用しています。

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