スチーム式加湿器のデメリット7つ!電気代の実額と子どもへのやけど対策も解説

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「スチーム式の加湿器って電気代が高いらしいけど、実際どのくらいかかるんだろう」

「加熱するぶん衛生的なのは分かるけど、吹き出し口が熱いのは子どもがいると心配…」

加湿力も衛生面も評判はいいのに、電気代と熱さの話だけが引っかかる。加湿器選びでいちばん迷いやすいところですよね。

この記事では、スチーム式加湿器のデメリット7つと、電気代の実額の出し方、やけどを防ぐ置き場所の考え方を順番に見ていきます。

読み終わるころには、わが家はスチーム式でいいのか、別の方式にすべきかが判断できますよ。

目次

スチーム式加湿器とは?まず仕組みをかんたんに

スチーム式加湿器の仕組み。ヒーターで水を沸騰させ蒸気をファンで送り出す図解

スチーム式のデメリットは、そのほとんどが「水を沸騰させる」ひとつの仕組みから出てきます。まず、そこを押さえましょう。

ヒーターで水を沸騰させ、蒸気をファンで送り出す

ダイニチ工業の公式サイトでは、スチーム式(加熱式)は水をヒーターで加熱し、水蒸気に変えて放出する方式だと説明されています。

イメージとしては、加熱中のポットのふたを開けている状態に近いそうです。

加熱するぶん電気代はかかるが、加湿の立ち上がりが速い

ダイニチも、スチーム式は加湿スピードが速く、水を沸騰させるので菌が発生する心配がなく衛生的に加湿できて加湿量も多い、と挙げています。

そのうえで、水を加熱するため消費電力が大きくなってしまう点をデメリットとして書いています。

速く潤って衛生的、でも電気を食う。ここがスチーム式のすべてなんですね。

4方式のなかでは「加湿力・衛生・手入れのラクさ」で選ばれている

家庭用の加湿器は、スチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド式の4タイプに分かれます。

このうちスチーム式は、価格の安さや静かさで選ばれるタイプではありません。

加湿量が多いこと、加熱で衛生を保てること、そしてフィルターがない機種なら手入れが単純なこと。この3つを目当てに選ばれる方式です。

加湿機能つきの空気清浄機と迷っている方は、空気清浄機と加湿器の違いは?別々に使うべきか一体型でもいいかを解説もあわせてどうぞ。

スチーム式加湿器のデメリット7つ

スチーム式加湿器のデメリット7つの一覧

メーカー公式と公的機関の説明、それに実際に寝室で使ってみて感じたことをもとに、スチーム式のデメリットを7つに整理しました。

1. 電気代が4方式のなかでいちばん高い

パナソニックの試算では、1時間あたりの電気代の目安は気化式が0.2円、超音波式が約0.5円、ハイブリッド式が約4円、そしてスチーム式は8円ほどとされています。

気化式のおよそ40倍。桁が違います。

2. 湯沸かし時に大きな電力を使い、他の家電と競合しやすい

象印の公式スペックを見ると、EE-DF50の消費電力は加湿時が約410W、湯沸かし立ち上げ時は約985Wです。

1,000W近い電力は、電子レンジやドライヤーと同じ水準。

そのため、同じ部屋のコンセントで電気ストーブやアイロンを同時に使うと、ブレーカーが落ちることがあります

3. 吹き出し口と蒸気が熱く、乳幼児のやけどに注意が必要

ダイニチも、吹出口が熱くなるものがあり、ペットや小さい子どもがいる家庭は注意が必要だと書いています。

国民生活センターも、蒸気は数秒触れただけでやけどを負うおそれがあると注意を呼びかけている領域。

4. 加湿が速いぶん、冷えた窓や壁で結露しやすい

ダイニチもスチーム式のデメリットに、湿度が上がりすぎる「過加湿」になりやすい点を挙げています。

行き場をなくした水分は、いちばん冷たい面に水滴として集まる。それが冬の窓ガラスであり、外壁に面した壁、家具の裏側です。

結露を放置すれば、その先に待っているのは窓まわりのカビ。賃貸なら退去時の原状回復にひびく話にもなります。

5. 沸騰音や本体の熱を感じる機種がある

ダイニチによれば、スチーム式は沸騰したあとは静かで、加湿中の静音性は優秀とされています。

ただ、水が沸くまでのあいだは「ゴボゴボ」という音が出ます。

寝室で使っていると、給水後の最初の10分ほどは音に気づく程度。眠ってしまえば気になりません。

6. 満水のタンクが重く、給水がひと仕事になる

EE-DF50のタンク容量は4.0L、本体質量は約2.9kgです。

満水にすれば、単純に足して7kg近く。子どもを抱っこしながら運ぶ重さではありません。

給水のたびに本体ごとシンクへ持っていくスタイルの機種だと、この重さが毎日の負担になります。

7. 水のカルキが内部に固着し、クエン酸洗浄が必要になる

水道水に含まれるミネラルは、蒸発したあとも容器の内側に残ります。

使い続けると、内側が白くザラついてくる。これがカルキ汚れで、放っておくと落ちにくくなるため、月1回ほどクエン酸を溶かした水で沸かす「クエン酸洗浄」が要ります。

とはいえフィルターのない機種なら、洗うのは本体の内側だけ。フィルターの交換費用や手洗いがない点は、むしろ気楽です。

「スチーム式は熱いから危ない」は本当?やけど事故の実際

スチーム式加湿器のやけど対策。子どもの手が届かない高さに置き、対策機能付きを選ぶ

熱いことは事実です。ただ、その熱さは衛生面の安心と引き換えでもあります。危険の中身と、防ぎ方をあわせて見ていきましょう。

加熱するので、雑菌やレジオネラのリスクは方式的に低い

大阪健康安全基盤研究所は、レジオネラは60℃では5分で死滅するので、タンク内の水が加熱されるスチーム式やハイブリッド式はレジオネラ汚染のリスクが低いとされている、と説明しています。

加熱しない方式では、水を毎日入れ替えて乾かす作業が衛生の生命線になります。スチーム式は、その部分を機械が肩代わりしてくれる形ですね。

ただし「加熱するから手入れ不要」ではありません。

同研究所は、2018年1月に大分県の高齢者施設で加湿器が原因となり80〜90代の男性3名がレジオネラに感染し、うち1名が亡くなった事例も紹介しています。方式にかかわらず、手入れは必要です。

加熱しない方式の衛生面が気になる方は、超音波式加湿器のデメリット7つ!子育て世帯が後悔しやすい理由も解説で詳しく書いています。

一方で、乳幼児が蒸気でやけどを負った事故情報が寄せられている

国民生活センターの2021年9月の公表資料によると、2016年4月から2021年6月末までに、炊飯器・電気ポット・電気ケトル・加湿器(スチーム式)などの蒸気で0〜5歳の乳幼児がやけどを負った事故情報が56件寄せられています。

そのなかには、2021年2月に加湿器(スチーム式)の蒸気で植皮手術が必要となるようなⅢ度の重篤なやけどを負った事故情報も含まれます。

やけどはⅠ度(表皮)、Ⅱ度(真皮)、Ⅲ度(皮下組織)に分けられ、乳幼児は皮膚が薄いぶん奥深くまで及んで重症化しやすいと説明されています。

脅かしたいわけではありません。ただ、同センターのアンケートでは「家電の蒸気でやけどをするとは想定していなかった」という回答が約4割にのぼりました。知っているかどうかで、置き場所の決め方が変わります。

やけどを防いだ家庭は「設置位置が高かった」——対策は置き場所と製品選び

同じアンケートで見逃せないのが、やけどをしていない人は、やけどをした人より家電の設置位置を高くしている傾向があった、という結果です。

つまり防ぎ方はシンプルで、乳幼児の手が届かない位置に置くこと。

もう1つが製品選びです。国民生活センターのテストでは、高温蒸気への対策機能を表示した加湿器(スチーム式)と、表示のない製品とで、蒸気口付近の温度に30℃近い差がありました。

それでも7割前後の人が、対策機能付きの製品があること自体を知らなかったそうです。同センターは購入時に対策機能を表示したものを積極的に検討するようアドバイスしています。

対策やることねらい
置き場所床置きを避け、子どもの手が届かない高さ・位置に置く蒸気口に触れさせない
導線コードを引っかけない配置にし、通り道から外す転倒とお湯もれを防ぐ
製品選び高温蒸気への対策機能、チャイルドロック付きを選ぶ蒸気口付近の温度を下げる
運転切タイマーと湿度計で運転しっぱなしを避ける過加湿と結露を防ぐ

他の方式と比べるとスチーム式の立ち位置が見えやすい

スチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド式の方式別かんたん比較表

スチーム式が高いのか安いのかは、単体で見ても分かりません。4方式を横に並べると、何を買っている方式なのかがはっきりします。

方式電気代の目安(1時間)加湿スピード衛生面熱さ
スチーム式8円ほど速い加熱するので安心しやすい吹出口が熱い
気化式0.2円遅いフィルターの手入れが要る熱くならない
超音波式約0.5円速い手入れを怠ると菌を撒く熱くならない
ハイブリッド式約4円速い加熱するタイプは安心しやすい熱くなりにくい

※電気代の目安はパナソニック公式サイトの試算による

気化式は電気代が安いが、加湿はゆっくり

気化式は1時間0.2円と、ランニングコストでは圧勝です。

ただしダイニチの比較でも加湿スピードは遅いとされていて、真冬に帰宅してから一気に潤したい場面では物足りなさが出ます。

気化式のクセについては、気化式加湿器のデメリット7つ!後悔しやすい家庭の条件も解説にまとめてあります。

超音波式は安くて静かだが、白い粉と衛生の不安が残る

本体価格も電気代も安く、静かでデザインもかわいい。入り口としては選びやすい方式です。

その代わり、加熱しないので衛生管理はぜんぶ使う人の担当になります。

ハイブリッド式は電気代を抑えるが、本体が高い

温風気化式に代表されるハイブリッド式は、ヒーターを補助的に使って加湿を速めます。

電気代は1時間4円ほどとスチーム式の半分。吹き出す風も熱くならないため、子育て世帯には現実的な選択肢です。

ネックは本体価格。スチーム式の入門機より高くなることが多く、フィルターの手入れも必要になります。

スチーム式は「電気代と熱さ」で「加湿力と衛生」を買う方式

並べてみると、スチーム式だけが極端です。

だからスチーム式は「安いから買う」方式ではなく、払うものを分かったうえで選ぶ方式なんですね。

【体験談】超音波式で失敗して、電気代を承知でスチーム式に買い替えました

寝室でスチーム式加湿器を大人側に置き、子どもの寝る位置から離した配置のイラスト

わが家がスチーム式にたどり着いたのは、前の加湿器で盛大に失敗したからです。

超音波式のドロップ型は、床が濡れるのに喉は乾いたままだった

最初に買ったのは、卓上に置くドロップ型の超音波式でした。

ミストがもくもく出ていて、見た目には加湿できている感じがある。ところが朝起きると喉はカラカラで、加湿器の周りの床だけがしっとり濡れていました。

タンクも小さく、寝ているあいだに空になってつぎ足しばかり。床は濡れるのに部屋は乾いているという、いちばん報われない状態でした。

加湿力と「床が濡れないこと」を最優先に、象印のEE-DF50へ

買い替えのとき、条件は2つに絞りました。部屋全体がちゃんと潤うことと、周りが濡れないこと。

この2つで選ぶと、行き着くのはスチーム式でした。電気代が高いのは調べて分かっていましたが、乾いたまま冬を越すほうが嫌だったんです。

選んだのは象印のEE-DF50。定格加湿能力は480mL/hで、適用床面積の目安は木造和室8畳、プレハブ洋室13畳です。

連続加湿時間は強で約8時間、中で約16時間、弱なら約32時間。寝室で一晩つけっぱなしにしても、朝まで水が持ちます。

心配だった吹き出し口の熱さは、置き場所の工夫で杞憂に終わった

買う前の唯一の不安が、吹き出し口の熱さでした。

そこで寝室では、加湿器を大人が寝る側に置き、子どもの寝る位置から離しました。子どもが自由に動ける導線に入れない置き方ですね。

結果として、子どもが加湿器に触ることは一度もありませんでした。

あとから国民生活センターの資料を読んで、やけどをしていない家庭ほど設置位置が高いという傾向を知り、やっていたことは間違っていなかったと分かった次第です。

使い続けている理由は、衛生面の安心

電気代は確かに上がりました。それでも戻す気にならないのは、水まわりのことを考えなくてよくなったからです。

沸かした水が蒸気になって出てくるだけなので、タンクのぬめりや菌の心配がほぼありません。

手入れも、フィルターがないぶん内側を洗うだけ。子どもが小さいうちは、この「考えなくていい」がかなり効きます。

スチーム式加湿器が向いている人・避けたほうがいい人

ここまでのデメリットを踏まえて、向き不向きを整理します。買う前の最終チェックにどうぞ。

向いているのは加湿力と衛生を重視する人、寝室で使う人

部屋をしっかり潤したい、手入れの手間を減らしたい、水の衛生が気になる。この3つのどれかが強いなら、スチーム式は候補に残ります。

使う場所としては、寝室や子ども部屋のような狭めの空間が得意です。

就寝中の数時間だけ動かす使い方なら、電気代の差も月数百円から千円台に収まります。

避けたほうがいいのは電気代を最優先する人、広いリビングで一日中つける人

1日中つけっぱなしの広いリビングは、スチーム式がいちばん苦手とする使い方です。

加湿能力の高い機種を長時間動かせば、電気代は月に数千円単位で増えます

その場合は熱くならない気化式やハイブリッド式、あるいは加湿空気清浄機のほうが合います。

買うなら「対策機能・チャイルドロック・切タイマー」付きを湿度計とセットで

スチーム式を選ぶと決めたら、チェックする装備は3つです。

高温蒸気への対策機能の表示があること、チャイルドロックがあること、そして切タイマーがあること。

参考までに、EE-DF50にはチャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造が付いています。

そこに数百円の湿度計を1つ足せば、過加湿と結露はかなり防げます。厚生労働省の建築物環境衛生管理基準では相対湿度を40%以上70%以下としていて、これはオフィスビルなど特定建築物向けの法定基準ですが、家庭でも目安として使えますよ。

電気代・熱さをカバーする加湿器と、それでも選びたいスチーム式8選【楽天】

ここからは楽天市場で選びやすいモデルを、方式ごとに並べます。

「加湿力と衛生を取るならスチーム式」「電気代と熱さがネックならハイブリッド式・気化式・加湿空気清浄機」の両にらみで並べました。

順位商品方式特徴価格
1位象印 スチーム式加湿器 EE-DF50-WA 4.0Lスチーム式4.0L・フィルター不要26,121円
2位象印 スチーム式加湿器 EE-DF35-WA 3.0Lスチーム式3.0L・寝室向きサイズ25,700円
3位±0 スチーム式加湿器 XQK-H220 3Lスチーム式上部給水・デザイン重視24,200円
4位ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXC500Cハイブリッド式プレハブ14畳まで26,061円
5位ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXC700Cハイブリッド式プレハブ19畳まで30,101円
6位気化式加湿器 4L 最大18畳対応 上部給水気化式4L・電気代が最も安い9,879円
7位シャープ 加湿空気清浄機 KC-35T7加湿空気清浄機空気清浄と一体20,980円
8位シャープ 加湿空気清浄機 KC-40TH7-W加湿空気清浄機やや広い部屋向け18,564円

1位:象印 スチーム式加湿器 EE-DF50-WA

象印 スチーム式加湿器 EE-DF50-WA 4.0L

象印 スチーム式加湿器 EE-DF50-WA 4.0Lは、わが家が寝室で使っている4.0Lタンクのスチーム式です。

定格加湿能力480mL/hで、木造和室8畳・プレハブ洋室13畳までが目安。

フィルターがないので消耗品の交換が要らず、広口容器で内側に手が入るため掃除も単純です。

2位:象印 スチーム式加湿器 EE-DF35-WA

象印 スチーム式加湿器 EE-DF35-WA 3.0L

象印 スチーム式加湿器 EE-DF35-WA 3.0Lは、1位と同じシリーズでタンクを3.0Lにした一回り小さいモデルです。

寝室や子ども部屋のように、狭めの部屋で使うならこちらで足ります。

3位:±0 スチーム式加湿器 XQK-H220

±0 スチーム式加湿器 XQK-H220 3L

±0 スチーム式加湿器 XQK-H220 3Lは、上から水を注げるタイプの3Lスチーム式です。

タンクを外してシンクまで運ぶ手間がないので、給水のたびに本体を持ち上げるのが嫌な方に向いています。

フィルターレスでチャイルドロックとタイマーを搭載。

4位:ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXC500C

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXC500C

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXC500Cは、温風気化と気化を切り替えるハイブリッド式で、プレハブ洋室14畳・木造和室8.5畳までが目安のモデルです。

ヒーターを補助的にしか使わないため、電気代はスチーム式より抑えられます。

吹き出す風が熱くならないので、置き場所の自由度が高いのも助かるところ。

5位:ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXC700C

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXC700C

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RXC700Cは、4位と同じシリーズでプレハブ洋室19畳・木造和室12畳まで対応する上位モデルです。

スチーム式で同じ広さをまかなおうとすると電気代が跳ね上がるので、広い部屋こそハイブリッド式の出番です。

6位:気化式加湿器 4L 最大18畳対応

気化式加湿器 4L 最大18畳対応 上部給水

気化式加湿器 4L 最大18畳対応 上部給水は、電気代の安さを最優先するなら候補になる4Lの気化式です。

上部給水と自動湿度調整、タイマーを備えていて、つけっぱなし運用がしやすい作り。

ヒーターを使わないので吹き出し口も熱くならず、子どもが近づく部屋でも置き場所に悩みません。

7位:シャープ 加湿空気清浄機 KC-35T7

シャープ 加湿空気清浄機 KC-35T7

シャープ 加湿空気清浄機 KC-35T7は、加湿と空気清浄を1台でまかなう定番モデルです。

加湿方式は気化式なので、吹き出し口が熱くならず電気代も抑えられます。

花粉やハウスダストの対策と加湿を同時にやりたいなら、家電を2台置くより場所を取りません。

8位:シャープ 加湿空気清浄機 KC-40TH7-W

シャープ 加湿空気清浄機 KC-40TH7-W

シャープ 加湿空気清浄機 KC-40TH7-Wは、7位よりひと回り広い部屋に対応する加湿空気清浄機です。

リビングと寝室を兼ねるような間取りでは、こちらのサイズが扱いやすくなります。

加湿器を置かずに済ませたい方は、加湿器の代用は何がある?部屋干し・濡れタオルで乾燥対策する方法もあわせてどうぞ。

スチーム式加湿器のデメリットに関するよくある質問

最後に、スチーム式を検討している方から出やすい疑問を4つまとめました。電気代とやけど、そして手入れのことが中心です。

スチーム式の電気代は1か月でいくらくらいですか?

使い方しだいですが、自分で計算できます。

電気代は「消費電力(kW)×使用時間×電力量料金の単価」で出せます。単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安が1kWhあたり31円です。

EE-DF50の加湿時の消費電力は約410Wなので、0.41kW×31円で1時間あたり約12.7円。1日8時間なら約102円、30日で約3,000円という計算になります。

これは強めに連続運転した場合の上限に近い数字です。運転を弱にしたり、切タイマーで数時間だけ動かせば、実際の請求はここより下がります。

赤ちゃんがいる寝室で使っても大丈夫ですか?

置き場所を決められるなら使えます。

国民生活センターは、乳幼児が蒸気に触れない位置に設置すること、購入時は高温蒸気への対策機能を表示したものを積極的に検討することをアドバイスしています。

逆に言えば、床置きしか選べない部屋では避けたほうが無難です。ハイハイやつかまり立ちの時期は、大人の想像より広く動きます。

電気代を抑える使い方はありますか?

いちばん効くのは、運転時間を削ることです。

つけっぱなしをやめて、就寝前から明け方までの数時間に絞る。切タイマーがある機種なら設定するだけで済みます。

次に効くのが、部屋を狭くすること。ドアを閉めて加湿する範囲を限れば、湿度が上がるのが速くなり、運転そのものが短くなります。

湿度計を置いて40〜60%になったら止める習慣も、電気代と結露の両方に効いてきますよ。

掃除は大変ですか?クエン酸は必須ですか?

日常の手入れは、水を替えて内側をさっと洗うだけです。

クエン酸を入れて沸かし、しばらく置いてすすぐだけなので、手間としては15分ほどで終わります。

まとめ:スチーム式のデメリットは「電気代」、代わりに「加湿力と衛生」が手に入る

スチーム式加湿器のデメリットは、電気代の高さ、湯沸かし時の大きな消費電力、吹き出し口の熱さ、結露しやすさ、沸騰音、タンクの重さ、カルキ汚れの7つでした。

このうち本当に避けられないのは電気代です。1時間8円ほどという目安は、他の方式と比べて明らかに高い。

一方で、やけどと結露は対策が決まっています。子どもの手が届かない位置に置き、対策機能とチャイルドロック付きを選び、湿度計で40〜60%を保つ。それだけでかなり防げます。

そして残るのが、加熱するからこその衛生面の安心と、部屋がしっかり潤う加湿量。スチーム式は、この2つを電気代で買う方式です。

わが家は超音波式で回り道をした結果、ここに落ち着きました。同じところで迷っている方の判断材料になればうれしいです。

参考文献