気化式加湿器のデメリット7つ!後悔しやすい家庭の条件も解説

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「気化式の加湿器って電気代が安いらしいけど、実際どうなんだろう」

「省エネなのはいいとして、なにか落とし穴があるんじゃないの?」

加湿器売り場に行くと方式が4つもあって、しかも店員さんによって推してくるタイプが違ったりするんですよね。うちも一度失敗しているので、その気持ちはよく分かります。

この記事では、気化式加湿器のデメリットを7つに整理したうえで、衛生面のうわさの真偽、他の方式との比較、そして「どんな家庭に向いていないか」まで順番に見ていきます。

読み終わるころには、気化式を買うべきか、それとも別の方式にすべきかがはっきりしますよ。

目次

気化式加湿器とは?まず仕組みをかんたんに

気化式加湿器の仕組み。タンクの水をフィルターに含ませファンの風で気化させる図解

デメリットの話に入る前に、なぜそのデメリットが生まれるのかを押さえておきましょう。

仕組みが分かると、7つの弱点はすべて同じ理由から出ていることが見えてきます。

水を含ませたフィルターに風を当てて気化させる

気化式は、タンクの水をフィルターに染み込ませ、そこにファンで風を当てて水分を飛ばすタイプです。

パナソニックの公式サイトでは、この仕組みを「濡れたタオルに強風の扇風機の風を当てるようなイメージ」と説明しています。

洗濯物が風で乾くのと同じ原理ですね。

水を沸かすわけでも、霧にして飛ばすわけでもありません。あくまで自然な蒸発を風で加速させているだけです。

ヒーターを使わないから電気代が安く、吹き出し口も熱くならない

気化式の最大の持ち味は、水を温めるヒーターを積んでいないことです。

パナソニックの公式サイトによると、8畳のプレハブ洋室に対応するモデルで消費電力は5W程度、電気料金は1時間あたり0.2円ほど。

同社の試算ではスチーム式が1時間8円程度とされているので、差は歴然です。

そして熱を使わないので、吹き出し口から出てくるのは常温の風。小さい子どもが触ってもやけどしません。ここは子育て世帯にとって地味に大きいポイントです。

4方式のなかでは「じんわり型」の位置づけになる

家庭用の加湿器は、気化式・スチーム式・超音波式・ハイブリッド式の4タイプに分かれます。

ざっくり並べると、スチーム式は「パワーで一気に上げる型」、超音波式は「安くて手軽な型」、ハイブリッド式は「気化式にヒーターを足した型」。

そのなかで気化式は、時間をかけてじんわり湿度を上げる省エネ型です。

このキャラクターが、そのまま次のデメリットにつながっていきます。

気化式加湿器のデメリット7つ

気化式加湿器のデメリット7つの一覧

ここからが本題です。

気化式を検討している人がつまずきやすい点を、7つに分けて見ていきましょう。

1. 加湿のスピードが遅く、パワーが控えめ

いちばん多い不満がこれです。

気化式は自然蒸発を利用しているので、水を沸騰させて蒸気を送り込むスチーム式のような即効性はありません。

帰宅して乾燥がつらいからいますぐなんとかしたい場面では、物足りなさを感じやすいタイプです。

とくに広いLDKや、天井が高い間取りでは効きが体感しにくくなります。

2. 気化熱で室温がわずかに下がる

水が蒸発するとき、まわりの熱を奪います。

打ち水で涼しくなるのと同じですね。

気化式はこの気化熱をそのまま使っているので、運転中は部屋の温度がわずかに下がる方向に働きます。

暖房と併用すれば体感はほとんど気になりませんが、寒冷地で暖房の効きを1度も落としたくない家庭では、気にする方もいます。

3. フィルターが常に濡れていてニオイが出やすい

気化式の心臓部は、水を吸ったフィルターです。

裏を返すと、運転中はずっと濡れた布が本体の中に入っている状態。

手入れをサボると雑菌が繁殖して、生乾きのようなニオイが風に乗って部屋に出てきます。

「加湿器をつけると部屋がなんとなく臭う」という声の多くは、ここが原因ですね。

4. フィルターに寿命があり、交換に費用がかかる

そのフィルターは消耗品です。

ダイニチ工業の公式サイトによると、抗菌気化フィルターの交換の目安は「1シーズンを6カ月、1日8時間運転、水道水の硬度50mg/L(全国平均値)、月に1回クエン酸洗浄した場合」で最大5シーズン。

ただし同社は、洗浄せずに使い続けると寿命が縮むとも案内しています。

また、洗う手間を省ける「カンタン取替えフィルター」の場合は3カ月に1回の交換が目安とされています。

フィルターの種類交換の目安楽天での価格帯
抗菌気化フィルター(洗って使う)最大5シーズン2,000円台〜
カンタン取替えフィルター(使い捨て)3カ月に1回1,000円台〜
加湿フィルター(他社・洗って使う)製品の説明書による1,500円台〜

本体が安くても、数年単位では消耗品代がじわじわ効くことは頭に入れておきたいところ。交換用フィルターはダイニチ純正 抗菌気化フィルター H060517パナソニック 加湿フィルター FE-ZKE07のように純正品が楽天でも買えるので、購入前に自分の型番の価格を調べておくと安心です。

5. 加湿量を上げるとファンの音が大きくなる

気化式は風の量で加湿量を稼ぐ構造です。

つまり、しっかり加湿したいときほどファンが強く回ります。

パナソニックの公式サイトも、気化式のデメリットとして「加湿能力を得るためには送風量が多くなりがち。モデルによっては、モーター音やファンの風切り音がうるさく感じることも」と書いています。

寝室で使うなら、静音モードの有無と、そのときの加湿量をカタログで確認しておきましょう。

6. 水道水のミネラルで白い粉や水垢が出ることがある

水道水にはカルシウムなどのミネラルが含まれています。

水分だけが蒸発していくので、成分はフィルターやトレイに残っていくわけです。

これが白い塊や水垢になり、放っておくとフィルターが硬くなって水を吸わなくなります。

先ほどのクエン酸洗浄が必要になるのは、まさにこの汚れを落とすためですね。

7. 加湿量の細かい調整がしにくい

気化式には、部屋の湿度が上がると蒸発しにくくなる性質があります。

パナソニックはこれを「お部屋の空気が水分で満たされたら自動で加湿量を調整、加湿し過ぎを防ぐ自己調湿機能」と呼んでいて、実は加湿しすぎを防いでくれる助かる性質でもあります。

ただ、裏返すと狙った湿度までグイグイ持っていく操作には向きません

「あと10%だけ上げたい」といったピンポイントな使い方をしたい人には、もどかしく感じられるでしょう。

「気化式は不衛生」は本当?加湿器肺炎とレジオネラの正しい知識

加湿器のお手入れ頻度の目安。毎日の水替え、週1のほこり取り、2週に1回の洗浄、月1のつけ置き

気化式を調べていると、必ずぶつかるのが衛生面の話です。

ここは情報が食い違っていて混乱しやすいので、公的機関とメーカー、両方の言い分を並べて整理します。

公的機関は「加熱しない方式はリスクが高め」と説明している

大阪健康安全基盤研究所は、レジオネラについて「60℃では5分で死滅するので、タンク内の水が加熱されるスチーム式やハイブリッド式の加湿器は、レジオネラ汚染のリスクが低いとされています」と説明しています。

つまり、加熱しない気化式や超音波式は相対的にリスクが高い側という整理です。

同研究所は、2018年1月に大分県の高齢者施設で加湿器が原因となり、80〜90代の男性3名が感染して1名が亡くなった事例も紹介しています。

まれではあっても、実際に起きている話なんですね。

メーカーは「霧を飛ばさないので拡散しにくい」と説明している

一方でダイニチ工業は、気化式について「気化式は水を気化させて加湿するため、超音波式のように水滴を飛ばすことはなく、細菌が室内にばら撒かれるリスクは低くなります」と述べています。

パナソニックも同様に、気化式は「フィルターに風を通し気体として放出するので、水の粒子が小さく」なり雑菌の放出が抑えられると説明しています。

食い違っているように見えますが、見ている場所が違うだけです。

タンクの中で菌が増えるリスクは加熱式より高く、その菌が部屋にばら撒かれるリスクは超音波式より低い、と読むと両方つながります。

だから対策は「毎日替える・つぎ足さない・乾かす」の3つ

どちらの立場でも、やるべきことは同じです。

大阪健康安全基盤研究所は、具体的な対策としてこう案内しています。

  • タンクの水は毎日新しい水道水に交換し、水のつぎ足しはしない
  • 汚れやぬめりが生じないように、タンク内をこまめに洗浄する
  • 使用後はタンク内の水を抜き、よく乾燥させる

ダイニチ工業はさらに踏み込んで、毎日の水の入れ替えに加えて、週1回のほこり掃除、2週に1回のトレイと気化フィルターの洗浄、月1回のフィルターのつけ置き洗浄を目安として挙げています。

この手入れを続けられるかどうかが、気化式と付き合えるかの分かれ目です。面倒くさがりの自覚がある方は要注意と言っておきますね。

やけどのリスクは、逆に気化式のほうが低い

衛生面ばかり語られますが、事故の面から見ると景色が変わります。

製品評価技術基盤機構(NITE)が加湿器の事故で真っ先に挙げているのは、「高温の蒸気や内部のお湯による子どものやけど」でした。

そのうえで「乳幼児は、体が小さく皮膚も薄いため、体表面積に占めるやけどの割合が高くなり、短時間で皮膚深くまでやけどが及びやすいなど、重症化しやすい傾向」があるとし、「熱いお湯や蒸気を使う製品は、子どもを近づけないようにする」と呼びかけています。

気化式はそもそも熱を使いません。

ハイハイやつかまり立ちの時期の子どもがいる家庭にとって、やけどの心配がほぼないのは大きな安心材料です。

他の方式のデメリットも知っておくと選びやすい

気化式・スチーム式・超音波式・ハイブリッド式の方式別かんたん比較表

気化式の弱点だけ見ていると、他がよく見えてしまいます。

ですが、どの方式にもちゃんと弱点があります。全体を並べてから決めましょう。

方式加湿の速さ電気代の目安おもな弱点
気化式ゆっくり1時間0.2円ほどパワー控えめ・フィルター手入れ
スチーム式速い1時間8円ほど電気代・蒸気が熱い
超音波式ふつう安い白い粉・衛生面
ハイブリッド式やや速い1時間4円ほど本体価格・構造が複雑

※電気代の目安はパナソニック公式サイトの試算値。機種や運転モードで変わります。

スチーム式は電気代がかかり、蒸気が熱い

水を沸かして蒸気で加湿するので、加湿力と衛生面は文句なし。

その代わり、電気代は気化式の何十倍にもなります。

さらに先ほどのNITEの注意喚起どおり、吹き出し口の蒸気でやけどする事故が起きているタイプでもあります。

超音波式は白い粉が出て、衛生管理がシビア

水を細かい霧にして飛ばす方式で、本体が安く種類も豊富です。

ただしダイニチ工業は「超音波式は、カルキ類や雑菌が噴霧される場合もあるため、よりこまめなお手入れが必要です」と注意を促しています。

家具や床に白い粉が積もる現象も、このタイプ特有のものですね。

ハイブリッド式は気化式の弱点を補うが、その分高くなる

気化式にヒーターを足して、立ち上がりを速くしたのがハイブリッド式です。

気化式の弱点だった遅さと室温低下は、かなり解消されます。

一方で本体価格は上がり、電気代も気化式よりかかります。フィルターの手入れが必要な点は気化式と変わりません。

方式ごとの違いをもっと広く見たい方は、空気清浄機と加湿器の違いは?別々に使うべきか一体型でもいいかを解説もあわせてどうぞ。

【体験談】超音波式で失敗して、スチーム式に乗り換えました

ここでうちの失敗談を挟ませてください。

方式選びで後悔した人間の話なので、参考になる部分があると思います。

床が水浸しになったのに、部屋は加湿された気がしなかった

最初に買ったのは超音波式でした。

安くて見た目もよかったので、深く考えずに選んだんですね。

ところが使ってみると、本体のまわりの床がしっとり濡れる。それなのに、部屋全体が潤った実感はまるでない。

霧が空気に溶けきる前に落ちていたわけです。

加湿力を最優先して象印のスチーム式に買い替えた

その反省から、次はとにかくパワーで選ぼうと決めました。

選んだのは象印のスチーム式(EE-DF50)で、いまも使っています。

湿度計の数字がちゃんと動くので納得感はありますが、その代わり電気代はしっかりかかります。

やかんでお湯を沸かし続けているようなものなので、当然といえば当然ですね。

気化式を選ぶなら「加湿スピード」と「置き場所」を必ず確認する

この失敗から学んだのは、カタログの数字より「自分の部屋で足りるか」を先に考えるべきということでした。

気化式を候補にするなら、確認すべきは2点です。

ひとつは適用畳数に余裕があるか。もうひとつは、風が部屋を回る場所に置けるか。

気化式は風で加湿を運ぶタイプなので、壁際やカーテンの裏に押し込むと性能が出ません。置き場所が確保できないなら、方式を変えたほうが幸せになれます。

気化式加湿器が向いている人・避けたほうがいい人

気化式加湿器が向いている家庭と避けたほうがいい家庭

ここまでの内容を、家庭のタイプ別にまとめます。

自分がどちらに当てはまるか、チェックしてみてください。

向いているのは、小さい子どもがいる家庭と寝室で使いたい人

気化式が合うのは、次のような家庭です。

  • ハイハイ期・つかまり立ち期の子どもがいて、やけどが心配
  • 寝室や子ども部屋など、そこまで広くない部屋で使いたい
  • 電気代をできるだけ抑えたい
  • 加湿しすぎて結露やカビが出るのが不安
  • 週に一度くらいの手入れなら苦にならない

とくに1つ目と4つ目に当てはまるなら、気化式は有力候補になります。

避けたほうがいいのは、広いLDKと寒冷地、すぐ潤したい人

逆に、次のどれかに当てはまる場合は再考をおすすめします。

  • 広いLDKや吹き抜けのある部屋で使いたい
  • 寒冷地で、暖房の効きを落としたくない
  • 帰宅後すぐに湿度を上げたい
  • フィルターの手入れを続ける自信がない
  • 就寝中の運転音がどうしても気になる

このタイプの方は、スチーム式かハイブリッド式を選んだほうが後悔しにくいでしょう。

なお、加湿器を買うほどでもないと感じている方は、加湿器の代用アイデア8選!濡れタオルや部屋干しの効果は?もどうぞ。

そもそも湿度は40〜70%を目安にすればいい

どの方式を選ぶにせよ、目指す湿度の目安は知っておきたいところ。

厚生労働省の建築物環境衛生管理基準では、相対湿度の基準を40%以上70%以下と定めています。

これはオフィスビルなどの特定建築物に適用される基準で、家庭に義務があるわけではありません。

それでもひとつの目安として使える数字なので、湿度計を1つ置いておくと判断がぐっと楽になりますよ。

気化式・ハイブリッド式のおすすめ加湿器8選

気化式で使い続けるなら上位モデルを、パワー不足が不安ならハイブリッド式を選ぶのが現実的です。

おすすめのモデルを、方式とタンク容量で並べて紹介します。

順位商品方式容量価格
1位AI自動調湿 5L 気化式加湿器(プラズマ除菌)気化式5L17,800円
2位気化式加湿器 4L 最大18畳対応 4重除菌気化式4L9,879円
3位気化式加湿器 4L 上部給水 自動湿度調整気化式4L8,980円
4位パナソニック ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXP20-W気化式64,800円
5位Airdog moi 気化式加湿器 3.2L気化式3.2L55,000円
6位ダイニチ ハイブリッド加湿器 HD-RXC500C(W)ハイブリッド式25,800円
7位ハイブリッド式加湿器 9L 4重除菌 AI知能恒湿ハイブリッド式9L10,980円
8位ハイブリッド加湿器 6.5L 最大17畳対応 上から給水ハイブリッド式6.5L13,999円

1位:AI自動調湿 5L 気化式加湿器(プラズマ除菌)

AI自動調湿 5L 気化式加湿器(プラズマ除菌)

AI自動調湿 5L 気化式加湿器(プラズマ除菌)は、タンク容量5Lの気化式で、湿度をAIが判断して自動で調整してくれるモデルです。

気化式の弱点である「加湿量の細かい調整」を、自動運転でカバーする作りですね。

プラズマによる除菌機構も備えているので、衛生面が気になる方の一本目として選びやすい構成です。

2位:気化式加湿器 4L 最大18畳対応 4重除菌

気化式加湿器 4L 最大18畳対応 4重除菌

気化式加湿器 4L 最大18畳対応 4重除菌は、最大18畳まで対応する4Lの気化式で、価格を抑えたい方向けの定番です。

4重除菌をうたっていて、上部給水にも対応しています。

タンクを持ち運ばずに上から水を足せる構造は、毎日水を替える気化式ととても相性がいいんです。

3位:気化式加湿器 4L 上部給水 自動湿度調整

気化式加湿器 4L 上部給水 自動湿度調整

気化式加湿器 4L 上部給水 自動湿度調整は、4Lの上部給水タイプで、自動湿度調整に対応したモデルです。

気化式は毎日の給水と手入れをサボると一気に弱点が出るので、給水のしやすさは価格以上に効いてきます。

寝室から子ども部屋へ、といった移動をする使い方にも向いています。

4位:パナソニック ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXP20-W

パナソニック ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXP20-W

パナソニック ヒーターレス気化式加湿機 FE-KXP20-Wは、この記事で紹介した「自己調湿機能」を搭載した、パナソニックの本家ヒーターレス気化式です。

価格は張りますが、フィルターの入手性やサポートを含めた安心感があります。

長く使う前提なら、消耗品が確実に手に入るメーカーを選ぶのは合理的な考え方でしょう。

5位:Airdog moi 気化式加湿器 3.2L

Airdog moi 気化式加湿器 3.2L

Airdog moi 気化式加湿器 3.2Lは、3.2Lタンクの気化式で、デザイン性と除菌機構を重視したモデルです。

リビングに置いても浮かない見た目なので、家電っぽさを避けたい方に向いています。

気化式は運転音がネックになりやすいだけに、静かさを売りにしているモデルは寝室で強いですね。

6位:ダイニチ ハイブリッド加湿器 HD-RXC500C(W)

ダイニチ ハイブリッド加湿器 HD-RXC500C(W)

ダイニチ ハイブリッド加湿器 HD-RXC500C(W)は、ここからのハイブリッド式の1台目です。ダイニチ工業の日本製で、木造8.5畳・プレハブ14畳に対応します。

この記事で何度も引用した交換フィルターの案内を出しているメーカーなので、手入れの情報が公式に揃っているのが強みです。

気化式の遅さが不安だけれど、電気代も抑えたい。その中間を狙うならこのあたりが候補になります。

7位:ハイブリッド式加湿器 9L 4重除菌 AI知能恒湿

ハイブリッド式加湿器 9L 4重除菌 AI知能恒湿

ハイブリッド式加湿器 9L 4重除菌 AI知能恒湿は、タンク容量9Lの大容量ハイブリッド式です。

広いLDKで「気化式ではパワー不足」と感じる家庭は、まずこのクラスを検討することになります。

給水回数を減らせるので、日中に家を空けがちな家庭とも相性がいいでしょう。

8位:ハイブリッド加湿器 6.5L 最大17畳対応 上から給水

ハイブリッド加湿器 6.5L 最大17畳対応 上から給水

ハイブリッド加湿器 6.5L 最大17畳対応 上から給水は、6.5Lで最大17畳に対応する、上から給水できるハイブリッド式です。

容量と価格のバランスがよく、リビング用の一台としてまとまっています。

卓上でも使えるサイズ感なので、置き場所の自由度を残したい方にも向いていますよ。

気化式加湿器のデメリットに関するよくある質問

フィルターは自分で洗えますか?

洗えます。ダイニチ工業は月に1回のクエン酸洗浄を目安として案内していて、洗浄を続けることでフィルターの寿命が延びると説明しています。

逆に洗わずに使い続けると、1シーズンもたずに交換が必要になる場合があるとも書かれています。

「洗うのが面倒だから」と放置すると、結果的に出費が増えてしまうわけですね。

電気代が安いのは本当ですか?

本当です。パナソニックの公式サイトでは、8畳対応モデルの消費電力を5W程度、1時間あたり0.2円ほどと試算しています。

同じ試算でスチーム式は1時間8円程度なので、差はかなり大きいですね。

ただし本体価格と交換フィルター代は別にかかるので、総額で比べる視点は持っておきましょう。

赤ちゃんがいる部屋でも使えますか?

気化式は熱い蒸気や熱湯を使わないため、やけどの点ではむしろ安心なタイプです。

NITEも、熱いお湯や蒸気を使う製品は子どもを近づけないよう呼びかけています。

ただし衛生面の管理は必須です。水は毎日交換し、つぎ足しはしない。ここだけは守ってください。

ハイブリッド式なら気化式の弱点はなくなりますか?

すべてはなくなりません。

ヒーターが付くことで立ち上がりの遅さと室温低下は改善されますが、フィルターを使う構造は同じなので、手入れと交換の手間は残ります。

電気代も気化式より上がるので、解消されるのは「速さ」に関する不満だけと考えておくのが正確です。

まとめ:気化式のデメリットは、手入れと置き場所で決まる

気化式加湿器のデメリットは、加湿スピードの遅さ、室温の低下、フィルターのニオイと交換費用、運転音、白い粉、調整のしにくさの7つでした。

ただ、これらは裏返せば「熱を使わない省エネ型だから」起きていることばかり。やけどの心配がなく、加湿しすぎにくい持ち味も、同じ理由から来ています。

広いLDKや寒冷地で使うなら別の方式を、子どもがいる寝室で電気代を抑えたいなら気化式を。

そして選んだあとは、水を毎日替えることだけ忘れないでくださいね。うちのように方式選びで失敗しないよう、この記事が役に立てばうれしいです。

参考文献