2020年4月8日、楽天モバイルが格安SIM(MVNO)からキャリアブランド(MNO)として生まれ変わり、サービスが開始されました。
楽天モバイルが初めてキャリアサービスのプランを発表したのは2020年3月3日のことです。
- 先着300万人限定、1年目通信費無料!!
- 楽天回線エリア、データ使い放題!!
この2つについては大きなインパクトだったのですが、よくよく調べると当初の発表は結構微妙だなという印象でした。
こんな感じで、当初は楽天アンリミットへの契約はどちらかというと否定的でした。
むしろ、楽天アンリミットなんかに乗り換えないで、今のうちに楽天モバイルの格安SIMスーパーホーダイを契約した方がいいと言っていたくらいです。
ですが、4月8日に楽天アンリミットの新プラン発表を見て、考え方が変わりました。
新料金プランで当初と大きく変わった点は2点あります。
- パートナー回線での利用が2GB→5GBへ(4月22日~)
- 速度制限後の通信速度が最大128kbps→最大1Mbpsへ(4月8日~)
目次
パートナー回線での利用が月2GB→5GBへ
楽天回線エリアのデータ使い放題という点は変わりません。
ただ、楽天回線エリアって2020年4月8日現在では、かなり限定的なんですよね。
楽天回線エリアとパートナーエリアについては、楽天モバイルの公式サイトで確認できます。
楽天回線エリアになっているのは、今のところ東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、京都の一部の地域くらいです。
それ以外のエリアでは、残念ながらデータ使い放題のメリットは受けられません。
対象エリアは随時拡大中なので、待つしかないですね。
パートナー回線になると、対象エリアがかなり広がります。
まずは、ご自身がお住まいの地域、活動地域が楽天回線エリアかパートナー回線エリア内にあるか確認してください。
パートナー回線エリアであれば、当初は月2GBまで使えたのですが、4月22日以降は5GBまで使えるようになりました。
楽天回線エリアに住んでいなくても月5GBあれば、結構不自由なく使えると思いませんか?
私は楽天モバイル契約以前は大手キャリアの5GBプランに加入していました。
家にはWi-Fiがあるので、ヘビーユーザーな私でも5GBあれば足りていました。
かといって2GBでは足りないので、2GB→5GBへの変更は大きいです。
4月22日以降、月5GBまで速度制限なしで使えるようになります。
速度制限後の通信速度が最大128kbps→最大1Mbpsへ
大手キャリアであっても、速度制限がかかってしまうと、どうしようもないくらい通信速度が遅くなってイライラしたことないですか?
結局我慢できなくなって、追加でギガを購入したことある人って多いと思います。
ドコモ、au、ソフトバンクどのキャリアを見ても速度制限がかかると最大128kbpsにまで速度が落ちます。
128kbpsでは、マジで使い物にならないです。
使えるとすれば、LINEのメッセージくらいです。
LINEでも画像や動画を送ろうと思うと10秒以上かかったり、通信エラーで送れなかったりします。
ネットもほとんど繋がらないですよね。
楽天アンリミットも当初は速度制限がかかると最大128kbpsと発表されていました。
それが1Mbpsに変更になったのは、かなり大きなポイントです!
私は現在、楽天モバイルの格安SIMスーパーホーダイプランを契約していますが、速度制限がかかると最大1Mbpsになっています。
1Mbpsになるとどうなるかというと
1Mbpsあると結構何でもできます!
もちろん、速度制限がかかる前と比べれば多少速度は落ちます。
それでも、ネットは普通に閲覧できるし、画像や動画も送れます。
YouTube等の動画サイトも、あまり途切れることなく見ることができます。
私は大手キャリアと契約していた時は5GBのプランでしたが
楽天モバイルでは2GBのプランに落としています。
理由は、速度制限がかかっても1Mbpsあれば不自由しないからです。
楽天アンリミットのデメリット
楽天アンリミットのプランはかなり魅力的だと思いますが、デメリットもあるのでご紹介します。
①楽天モバイルに対応していないエリアがある
独自サービスが開始されたものの、基地局の設置が足りていません。
楽天回線エリア、パートナーエリアのどちらにも属していない地域がたくさんあります。
地域によっては、使いたくても使えない可能性があります。
②実際の通信速度が不明
格安SIM時代の楽天モバイルはau回線やドコモ回線を利用していましたが、4月8日からは4番目のキャリアとして独自回線に切替わりました。
全国の利用者の実績がないので、快適に使えるかどうかは疑問が残ります。
③料金プランが1つしかない
料金プランが1つだけというのは、わかりやすいのでメリットでもありますが、場合によってはデメリットにもなります。
パートナーエリアであれば4月22日以降5GB使えるようになりますが、もっとギガ数が多いプランが欲しいという人には不向きかもしれません。
個人的には速度制限後も最大1Mbpsの速度で使えるので、ギガ数を増やさなくても十分使えると思っていますが、ギガの消費が早く、通信速度にこだわりがある人にはオススメしません。
④対応端末にiPhoneが含まれていない
iPhoneユーザーにとっては致命的なデメリットといえますね。
私は現在、iPhone8で楽天モバイルのスーパーホーダイプランに加入しています。
iPhone8だと楽天アンリミットにプラン変更しても使えないようです。
対応端末はAndroidの11機種のみです。
私はiPhone愛用者なので、これがネックで楽天アンリミットへのプラン変更を保留しています。
Android派の人や端末にこだわりがない人であれば問題ありません。
新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT ver2.0」まとめ
楽天回線は新規参入したばかりなので、インフラの整備が不十分であったり、利用できる端末が少なかったりと不安な要素はあります。
しかし、新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT ver2.0」に関しては最強なんじゃないかなと思います。
特に、楽天回線エリアに住んでいる都会に人にとっては高速通信データ使い放題で1年間無料なので、契約しない理由がないレベルですね。
私はiPhoneユーザーなので、とりあえず様子を見ていますが、iPhoneが対応できるようになれば迷わず楽天アンリミットにプラン変更します。
楽天アンリミットの新規申込キャンペーンと対応端末については以下の記事にまとめました。
②楽天回線エリア、データ使い放題
③パートナー回線5GB
④パートナー回線速度制限後、最大1Mbpsで使い放題
⑤Rakuten Link使用で国内通話かけ放題
⑥楽天市場SPU+1倍
現在、格安SIMで月額980円(税抜)のスーパーホーダイプランを契約しています。
楽天アンリミットの料金プランは、最初は正直微妙だと思っていたのですが、新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT ver.2.0」が、いい感じなので情報をシェアしていきたいと思います。