楽天モバイルがMNOサービスRAKUTEN UN-LIMITを発表しました!
RAKUTEN UN-LIMIT(アンリミット)が用意したのは300万名対象
プラン料金1年無料という衝撃のプランです。
しかも楽天回線であればデータ通信使い放題になります。
格安スマホで月額が安い!というプランは格安SIM(MVNO)で今までありましたが、さすがに1年間月額無料というサービスは聞いたことないですよね!
サービス発表当日の3月3日はあまりの衝撃にアクセスが殺到し、楽天モバイルの公式サイトに繋がらない状態になっていました。
楽天アンリミット、一見無敵のようなプランですよね!
しかし、冷静にプランを見ているとメリットばかりではありませんでした。
今日はiPhoneユーザーであれば、楽天アンリミットではなく、今のうちに楽天モバイルの格安SIMで契約すべきという話をします。
4月8日に楽天アンリミットの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT2.0」が発表されたことで、デメリットが解消されました。
詳細は下記2本の関連記事にまとめています。
4月8日に楽天アンリミットの料金プランがバージョンアップされ、格安SIMのプランよりもおトクになったので、最新情報を記事にしました。
目次
楽天アンリミットのデメリット
①楽天回線エリアが少なすぎる
楽天アンリミットは楽天回線エリアのデータ通信が無制限を売りにしています。
しかし、現時点では回線エリアが少なすぎて話にならないレベルです。
まともに使えそうなエリアは東京、千葉、神奈川、大阪、名古屋、神戸、京都の一部くらいです。
それ以外のエリアに住んでいる人はデータ通信無制限の意味がありません。
楽天回線エリア外では2GBしか使えません。
1ヶ月2GBでは物足りない人がほとんどでしょう。
楽天回線エリアは今後広がっていきますが、当分の間は楽天回線が使えない状態が続きます。
②速度制限後は最大128kbpsで超低速
楽天回線エリア外で月に2GB以上使うと速度制限がかかります。
制限後は最大128kbpsとかなり低速になってしまいます。
どれくらい低速かというと普通に使えるのはLINEの文字送信くらいです。
LINEで画像や動画を送るのは重すぎて送信途中でエラーになる確率が高いです。
ネットもほとんど繋がらないです。
私も128kbpsの時に使ったことがありますが、ほぼ使い物にならないレベルです。
③iPhoneが対応していない
MNOの楽天アンリミットを利用するには楽天回線対応機種が必要です。
その中にiPhoneシリーズは入っていません。
楽天アンリミット契約しようと思ってたけど、iPhone使えないならいらないって断念した人のツイートめっちゃ多いです。
今回はiPhoneを利用してるけど、楽天アンリミットが使えないから契約するのをやめたという方向けの記事になります。
iPhoneユーザーはMVNOサービス終了前に格安SIMで契約すべき
4月8日より楽天アンリミット(MNO)のサービスが開始されます。
それに伴い4月7日に楽天の格安SIM(MVNO)の新規受付が終了します。
iPhoneが使えないから楽天アンリミットに乗り換えるのやめようと思っている方!!
実は今がチャンスです!!
なぜなら、現行の楽天モバイル(MVNO)であればiPhoneが使えるからです。
ただし、MVNO契約の場合月額は無料にはなりません。
しかし、それ以上のメリットがあります。
iPhone利用者であれば端末代がかからない
楽天アンリミットは1年間利用料無料というパワーワードを武器に新規ユーザーを獲得しようとしています。
しかし、ここには罠があります。
確かに利用料は1年間無料になります。
では、端末代はどうでしょうか?
無料になりますか??
なりませんよね??
楽天アンリミットの場合、対応機種を買うことから始めないといけません。
現時点で一番安いのはRakuten Miniで21,800円です。
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楽天アンリミットを契約しようとしている方!!利用料無料期間は1年ですが、端末代を12分割で支払うとすると月々の支払額は1,817円です。
1年間利用料無料!!
楽天回線使い放題!!
といった甘い誘惑に踊らされて
楽天回線対応の端末代が別途かかることを忘れてませんか!?
楽天アンリミットの場合、利用料は無料になっても機種代がかかることを理解しておきましょう。
それに対し、今使っているiPhoneで楽天モバイルの格安SIMに乗り換えた場合、端末代はかからないので0円です。
格安SIMで契約した場合は0円にはなりませんが、楽天会員であれば1年間割引があります。
楽天会員の場合、2GBのプランで1年間月額1,480円(税抜)です。
ダイヤモンド会員であれば1年間月額980円(税抜)です。
税込で計算すると月額1,078円(税込)です。
よく考えてみて下さい。
楽天アンリミットでAndroidの端末を買って1年間無料で利用した場合と
楽天格安SIMで使い古しのiPhoneを1年間無料で利用した場合
どちらが得ですか?
格安SIMを契約して今使っているiPhoneを利用する方が得ですよね!!
楽天ダイヤモンド会員でiPhone利用者の場合、格安SIMでスーパーホーダイのプランSを申し込めば楽天アンリミットを契約するより実は月額を抑えられるんです!!
スーパーホーダイであれば速度制限後も最大1Mbpsで使い放題
楽天アンリミットの場合、楽天回線のエリアであればデータ通信使い放題というのを売りにしています。
しかし、今のところ楽天回線エリアは東京、大阪、名古屋など、一部の都市に限られています。
対象エリア外であれば、ただの2GBプランに過ぎません。
2GBを超えると最大128kbpsと速度が急激に落ちてしまいます。
しかし、楽天モバイルでMVNOのスーパーホーダイを契約すれば速度制限がかかっても最大1Mbpsで利用できます。
1MbpsあればYouTube等の動画サイトを見ることができます。
ネットは多少重くなりますが、我慢できる範囲の重さで表示されます。
私はiPhone8で楽天モバイル(MVNO)のスーパーホーダイ プランS(2GB)を契約しています。
iPhone8はauで一括0円で手に入れたので端末代は0円です。
月額はダイヤモンド会員なので980円です。
au時代は5GBのプランに加入していましたが、楽天モバイルに乗り換えてからは2GBで十分です。
なぜなら速度制限がかかっても、1Mbpsあれば、それなりに不自由なく使えるからです。
詳しくは関連記事をご覧ください。
まとめ
正直、楽天アンリミットには期待してしていました。
しかし、フタを開けてみれば、楽天アンリミットは
- iPhoneは対応していない。
- データ通信無制限は楽天回線が使える一部のエリアのみ
という微妙な内容でした。
このことから、楽天モバイルへの乗り換えを断念したという人も多いようです。
iPhoneでも格安料金で使いたい!!
そんな人は楽天アンリミットが発表された今だからこそ、あえて
楽天のMVNO(格安SIM)を契約することをオススメします。
楽天モバイルのMVNOの申し込みは4月7日までです。
実際にiPhoneで楽天モバイルを利用している私からすれば、楽天アンリミットを契約するより、楽天モバイルの格安SIMを契約した方が絶対お得です!!
MVNOの新規契約は4月7日で受付終了となります。
しかし、サービス自体は当面の間続きます。
1年目は月額が安いし、iPhoneユーザーであれば新しく端末を買い替える必要がありません。
iPhoneユーザーであれば、この機会に楽天モバイルの格安SIMへ乗り換えるのが賢い選択です。