タクシー配車アプリMOVのメリット・デメリットは?【大阪府】

  • 道端でタクシーを拾いたいけど、なかなか捕まらない。
  • 不慣れな土地でタクシーを呼びたくてもタクシー会社が分からない。
  • タクシーを呼ぶとき、現在地の説明がしにくい。
  • 終電を逃してしまったけどタクシーが見つからない
  • 急用で今すぐタクシーに来てほしい!

そんな困った状況の中、気軽にタクシーを呼べたら便利だと思いませんか?

タクシー配車アプリ「MOV《モブ》」であれば、このような悩みをすべて解決できます。

タクシー配車アプリMOV《モブ》とは?

MOB《モブ》とはDeNAが提供するタクシー配車アプリです。

2018年12月に東京・神奈川よりサービスを開始し始め、2019年7月には大阪、京都でも使用できるようになりました。

このアプリを利用すればGPSを利用して、あなたの現在地から一番近いMOVと提携したタクシーを呼び出すことができます。

iPhoneのAppStoreやAndroidのGooglePlayから無料でインストールすることができます。

MOVの3つの特長

MOVには配車アプリならではの強みがあります。

①一番近くのタクシーが来る

MOVは複数のタクシー会社と提携を結んでいます。

GPSの情報を基に、MOVと提携している中で一番近くにいるタクシーを呼び出すことができます。

MOVのアプリには地図が搭載されているので、場所を指定すれば、わかりにくい場所でもピンポイントで迎えに来てくれます。

②到着時間の目安がわかる

配車を依頼する際に、最寄りのタクシーが乗車予定地まで何分くらいで到着するかが表示されます。

10分以上待つ場合は、タクシーをひたすら待たなくても時間を潰すことができるので便利ですね!

配車依頼後はタクシーが乗車位置に近づくにつれて到着予定時間が短くなります。

GPSでタクシーが今どの辺りを走っているのかチェックすることもできます。

何かあった時は、アプリからドライバーと連絡を取ることも可能です。

③ネット決済100%対応なので社内での支払いが不要

MOVのアプリにクレジットカードの情報を事前に登録し、ネット決済に設定していればアプリで自動的に決済が行われます。

降車時に現金もクレジットカードも必要ありません。

大阪府の対応エリア

大阪府のMOV提供エリア
大阪市、堺市※、豊中市※、池田市※、吹田市、高槻市、守口市、茨木市、
八尾市、富田林市、河内長野市、松原市、箕面市、柏原市、羽曳野市、門真市、
摂津市、藤井寺市、東大阪市、大阪狭山市、三島郡、南河内郡、交野市※、
四条畷市※、寝屋川市※、大東市※、枚方市※
※一部地域を除く

2020年1月現在、大阪府では以上のエリアでMOVのサービスが提供されています。

これからエリアは拡大していくと思われます。

大阪府のMOV提携タクシー会社

  • 株式会社国際興業大阪
  • 近鉄タクシー株式会社
  • 新大阪タクシー株式会社

2020年1月現在では上記3社のみです。

まだ提携先が少ないので、タクシーがいつでも、どこでも、すぐにつかまるというレベルには至っていません。

今後の普及に期待しましょう!

MOVを利用した感想

私は大阪市に住んでいます。

大阪は7月からMOVのサービスが開始されました。

7月下旬に実際に利用してみたので感想を述べたいと思います。

利用してわかったMOVのメリット

まずはMOVを利用して良かったと感じた点についてから挙げていきます。

メリット1.地図アプリで指定した場所に来てくれる

郊外とかになると目印になる建物が無かったりするので、口頭ではピンポイントで来てほしい場所を伝えにくいものです。

しかし、MOVであれば配車依頼時にアプリ内の地図を利用してピンポイントで乗車場所を指定できます。

配車予約が完了すると運転手にアプリを通して、付近の情報や自分たちの服装の特徴等を伝えることができます。

文字入力なのでドライバーに電話する必要はありません。

どうしても口頭で何か伝えなければいけない時は、アプリからドライバーと通話することもできます。

電話番号を知らせる必要がないので安心ですね!

メリット2. 目的地を設定できる

配車予約が完了したら、待っている間にアプリ内で目的地を設定することができます。

目的地を設定したら、自動的にタクシーのナビも設定されます。

タクシーに乗車したら目的地を伝えなくても、ナビがドライバーに目的地を案内してくれるのです。

これってすごく便利ですよね!

タクシーに乗車した時って、客もドライバーも目的地までの道順がわからないことってないですか?

そんな時は、乗車後ドライバーがナビを設定するのですが、その時間ってもったいないですよね?

事前に目的地とナビまで設定できるのは、かなりの時短になります。

メリット3. 財布が要らない

事前にクレジットの情報を登録して、ネット決済にしておけば現金もクレジットカードも要らないというのはかなり便利です。

私は買い物もキャッシュレス決済が中心のため普段財布を持ち歩いていません。

財布を持っているときも最低限の現金とクレジットカードくらいしか入れていません。

タクシー代って結構高いので、いざと言う時にタクシー代が払えなくなると困りますよね!?

ネット決済であれば現金がなくても支払が完了します。

実際、タクシーに乗り目的地に着くと金額の確認をしてドライバーが決済の処理をしてくれます。

下車時にドライバーが処理をして、このような画面が表示されたら決済完了です。

利用客がアプリを起動して何かするという手間はかかりません。

利用してわかったMOVのデメリット

MOVに関しては概ね満足していますが、デメリットがないわけではありませんでした。

デメリット1.近くにタクシーがいないと使えない

現在地の近くにMOVと提携したタクシーがいない場合、タクシーを呼ぶことができません。

実際に、私の場合タクシーを呼ぼうとしたタイミングで近くにタクシーがいませんでした。

近くにタクシーがいない状態で、配車の予約をしようとすると「近くに車両がありません。場所を変えて再度お試しください」と表示されます。

場所を変えてって・・・自力で場所移動できるならタクシーは要りません!

ということで、タクシーが近づくまでアプリを見ながら待っていました。

予約ができないというのはストレスでしかないですね。

こんな時はMOVじゃなくて近くのタクシー会社探した方が早いです。

たとえば「Japan Taxi」、「DiDi」、「Uber」あたりが有名です。

使い方はMOVとほとんど一緒なので、使いやすいと思います。

タイミングによっては初回クーポン等も発行されています。

デメリット2. まだまだ普及率が低い

MOVが大阪進出して1ヶ月も経っていない状態で利用してみたわけですが、導入期ということもありMOV対応タクシーの台数が少ないです。

MOVのコンセプトは「乗りたいときに、確かに、つかまる。」ですが、現状乗りたくても捕まらないことがあります。

これから普及していけば、コンセプト通りになるかもしれませんね。

私がMOVアプリで捕まえたタクシードライバーはMOV経由でお客さんを乗せたのは、まだ5回程度と答えていました。

まだ認知度が低く、利用者自体も多くないようですね。

クーポン情報

2020年1月現在、MOVは導入期ということもあり、アプリを新規インストールするだけで、500円分のクーポンが発行されます。

iPhoneのAppStoreやAndroidのGooglePlayから無料でインストールすることができます。

配車アプリMOVとJapan Taxi統合でタクシー不足は解消されるか