奈良市大和西大寺駅の近くにある「GATEAU DES BOIS(ガトー・ド・ボワ)本店」に行ってきました。
来訪したのは2020年1月1日で、春日大社で初詣をした帰り道に寄りました。
元旦から営業している店は少ないので、客としては嬉しいですね!
ガトー・ド・ボワってどんなお店?
ガトー・ド・ボワは奈良市内に2店舗構えるケーキ・洋菓子店です。
私は奈良市民ではないので知らなかったのですが・・・実はこの店、行列ができる超有名店でした!!
私が今回訪れたのは近鉄 大和西大寺駅から徒歩2分程度の場所にある本店の方です。
電車で行くなら駅近の本店の方がおすすめです。
車で行くには専用の駐車場がないので不便です。
西大寺駐車場に停めると行くと本店で駐車券をくれるみたいですが、めんどうなので車で行くなら奈良市四条大路にあるラボ(支店)に行った方が便利です。
本店の外観はこんな感じです。
この日は元旦だったので、門松が飾られていました。
極力、人を写さないように撮影したのでわかりにくいですが・・・写真右の方を見て頂くと人が並んでいる様子が少しだけわかると思います。
この行列は喫茶利用(イートイン)のお客さんの行列です。10名くらい並んでいました。
左側には誰も座っていない椅子が並べてありますが、こちらは持ち帰り(テイクアウト)の行列用の席です。
写真を撮影した時は、ケーキ購入後で誰も並んでいませんでしたが、私が購入する前は何組か並んでいました。
訪問したのは15:00前くらいでしたが、ショーケースのケーキは、ほぼ完売で2種類しかありませんでした。
この日は元旦という特殊な日だったので、参考になるかわかりませんが、買いに行く(食べに行く)ならできるだけ早めの方が良さそうです。
初めての訪問だったので、ここまでの人気は予想していませんでした。
これだけ行列ができるのは何か理由がありそうですよね!
オーナーシェフ林雅彦氏の経歴がすごい!!
オーナーシェフの林雅彦氏は世界的にも有名なパティシエだそうです。
林シェフはフランスのリヨンで2年に1回開催される「La Coupe du Monde de la Patisserie(クープ・ドュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー)」というパティスリーの世界大会で1991年に優勝するという輝かしい実績を持っています。
余談ですが、有名パティシエの中では過去に辻口博啓氏が1997年に3位入賞したことがあります。
「クープ・ドュ・モンド」は1989年に初めて開催されて以降2019年現在16回開催されていますが、日本人が優勝したのは林シェフがいた1991年大会と2007年大会の2回のみです。
このことから、クープ・ドュ・モンドで優勝することがいかに難しいか想像できるのではないでしょうか?
世界一に輝いたパティシエが作るケーキが食べられるということで、長蛇の列ができるのにも納得です。
店の看板メニューは?
パティスリーの世界大会で優勝した林シェフですが、その時にグランプリに輝いたケーキが今でもお店の看板メニューとなっています。
私が行ったときはケーキが2種類しかなかったのですが、その残っていた2種類が看板メニューでした。
看板メニューということで、多めに作られていたみたいです。
家に帰って撮影したのがこちら
後で気づいたのですが・・・グランプリを取ったのは奥の方のケーキです。
撮影ミスったw
看板メニュー① アンブロワジー
フランスで行われたパティシエ世界大会でグランプリを獲得した世界一のケーキの名前は「アンブロワジー」です。
「アンブロワジー」とは「神々の食べ物」という意味があるそうです。
林シェフにとって、それだけの自信作ということですね!
お値段はケーキとしては少し高めの700円(税抜)でした。
他のブログとか見てるともっと安い値段が書かれていたので、どっかのタイミングで値上げしたみたいです。
アンブロワジーはチョコレートソースで包まれたビターな味わいのケーキです。
中はチョコレートムース、ピスタチオムースの層に分かれています。
木苺のジャムも入っているので、味のアクセントになっています。
断面もお見せしたいところですが・・・
コーティングしているチョコが断面に流れてきて残念な感じになってしまったので、アップするのを断念しました 泣
味の方は、さすが世界一に選ばれただけあって上品で濃厚な味わいでした。
先程、チョコが流れてきたと言いましたがコーティングしているチョコは固まっておらず、とろとろ系で濃厚な味です。
チョコとピスタチオムースの組み合わせも好きなので個人的には嬉しかったのですが、ただひとつ気になった点がありました。
木苺いる!?
チョコレート大好き人間なので、個人的には木苺のフレーバーに邪魔して欲しくなかった!!
偉そうなこといってごめんなさい。
素人の個人的な感想なので聞き流してください。
個人的には木苺さえなければ文句なしで非常に美味しいケーキでした。
看板メニュー② ラ ギャラクシー
写真手前、左側のケーキが「ラ ギャラクシー」です。
こちらもお値段はアンブロワジーと同じ700円(税抜)でした。
ラ ギャラクシーは1997年にドイツで開催された「メートル・ド・パティシエ世界選手権」で味覚審査1位、特別賞を受賞した作品です。
「アンブロワジー」より「ラ ギャラクシー」の方が見た目は美しい印象です。
ギャラクシーとは英語で「銀河」や「天の川」を意味します。
ケーキの上部にはS字型にキラキラと銀河のイメージが模ってあります。
ケーキとしては珍しい六角形の形をしています。
外側はアンブロワジーと同じチョコレートでコーティングされています。
内層は紅茶風味のミルクチョコレートムース、ココナッツムース、ワインで漬けたイチジクで構成されています。
味はアンブロワジー同様、個人的にはイチジクは入れない方が好みでした。
人それぞれ趣向性が違うので仕方ないかなと思います。
ミルクチョコレートムースとココナッツムースの組みわせに関しては良かったと思います。
ただ、アンブロワジーとどっちが好きかというとアンブロワジーの方が私の好みでした。
店舗情報
店舗名 | ガトー・ド・ボワ 本店 |
住所 | 〒631-0824 奈良市西大寺南町1-19-101 |
電話番号 | 0742-48-4588 0120-48-4588 |
営業時間 | 9:00~19:00 喫茶:10:00~18:30(LO 18:00) |
定休日 | 木曜日、第三水曜日 |
公式SNS | 公式HP |
駐車場 | なし(西大寺駐車場に停めると店舗で駐車券をもらえます) |
支払方法 | 現金、クレジットカード |
備考 | 盆、年末年始等の定休日は公式HPで要確認 |
<本店地図>
店舗名 | ガトー・ド・ボワ ラボラトワール |
住所 | 〒630-8014 奈良市四条大路3丁目4-54 |
電話番号 | 0742-93-8016 0120-73-8016 |
営業時間 | 10:00~20:00 サロン:10:00~19:00(LO 18:30) |
定休日 | 水曜日、第三木曜日 |
公式SNS | 公式HP |
駐車場 | あり |
支払方法 | 現金、クレジットカード |
備考 | 盆、年末年始等の定休日は公式HPで要確認 |
<ラボラトワール地図>