1歳半を過ぎても言葉が出ないのはなぜ?もしかして自閉症?

息子が1歳半を過ぎ、1歳7ヶ月を迎えました。

コロナの影響で1歳半健診はまだ受けていません。

健診は受けていませんが、チェック項目を見ていたら、できない項目が結構多くて不安になったので、いろいろ調べてみました。

私の息子は1歳7ヶ月になった現在も

  • 言葉はほとんど話さない。(パパ・ママも話せない)
  • 指さしをしない

といった状況です。

息子ができないことやクセをネットで調べていると「自閉症」というワードに行きつきました。

息子の場合、1歳7ヶ月になっても単語も話せないし、自閉症の行動パターンも複数当てはまります。

とはいえ、現時点で自閉症と診断されたわけではありません。

振り返ると、育児の仕方にも問題があったと感じ反省しています。

今までの育児で間違っていたことと、育児の改善法まで考えました。

今回のテーマ
  1. 現在の息子の様子(1歳半健診のチェック項目に基づいて考察)
  2. 自閉症の5つの特徴
  3. 1歳半を過ぎても言葉が出ない原因
  4. 今後の対策(育児の見直し)

以上、4つの項目について順番に解説していきます。

1歳半健診の項目に基づいた息子のできること・できないこと

1歳7ヶ月の息子ができないこと

「ママ」、「ブーブー」などの意味のある言葉をいくつか話しますか?

→NO。 未だに「ママ」も「パパ」も言えません。ただ「バイバイ」はできます。

後ろから名前を呼んだ時に振り向きますか?

→NO。まったく反応しません。

絵本を見て、車や動物など言われたものの絵を指さすことができますか?

→NO。まったくできません。

「おもちゃ持ってきて」などの簡単な言葉の指示に応えますか?

→NO。まったくできません。

1歳7ヶ月の息子ができること

ひとりで上手に歩けますか。

→できます。走り回ることもできます。

小さなものをつかみますか。

→つかみます。落ちている髪の毛なんかも器用につまんで持ってきます。

自分でコップを持って水を飲めますか。

→△。最近、こぼしながらも飲めるようになってきました。

総括:言語の発達が遅れている

1歳7ヶ月の息子ができないことを見ると言語に関する項目の成長が遅れていることがわかります。

一方で、動作に関することは人並みにできるようになっています。

1歳半で言語の理解度が著しく低いと考えられるのが自閉症の疑いです。

自閉症の5つの特徴

①言葉の遅れ

1歳半健診の項目とかぶりますが、言葉の習得の遅れも自閉症の特徴です。

月齢が近い子が話せるようになったという話を聞いたり、SNSの情報を見ていると個人差があるとはいえ、ちょっと焦ってきますね。

私の友人の子は息子より2ヶ月早く産まれた1歳9ヶ月ですが、「ママ、大好き」とか「パパ、おかえり」とか2語の言葉も話せるようになっています。

一方で、1歳7ヶ月の我が子は2語どころか、「パパ」、「ママ」すら覚えていません。

頭では、父親と母親の区別はついていますが、言語としては理解できていないようです。

②クレーン現象

クレーン現象とは、言葉が話せないので、人の手を借りて目的を達成しようとする行為のことです。

たとえば、のどが渇いた時、自分で冷蔵庫が開けられないので、親の手や手首を握って冷蔵庫の前まで連れて行き「開けろ!」と無言でアピールします。

ウチの子もよくやります。

③つま先歩きをする

自閉症の子の特徴につま先歩きがあります。

ウチの子の場合、常につま先歩きしているわけではありませんが、家の中や公園で歩いていると気づいたら、つま先歩きをしていることがよくあります。

私は、つま先歩きをする息子を見た時はバランス感覚が優れてるな~!と感心していましたが、後になって自閉症の特徴と知り、少し心配になりました。

④その場でくるくる回る

息子は立った状態で、スイカ割りみたいにその場で360℃クルクル回ることがあります。

実はこれも自閉症の子によく見られる症状と知りました。

⑤逆さバイバイをする

通常、バイバイをするときは人に手のひらを向けて手を振ります。

しかし、自閉症の子は自分の方に手のひらを向けてバイバイする傾向があるようです。

ちなみにウチの子は、逆さバイバイはしません。

もしかして自閉症!?

我が子の場合、自閉症の特徴のうち4つが当てはまりました。

言語の習得だけでなく、行動パターンまで自閉症の特徴が当てはまるのは結構ショックですね。

とはいえ、自閉症と診断されたわけではありません。

コロナの影響で、1ヶ月半健診が遅れているので我流で診断しただけです。

自閉症と判断するのは時期尚早です。

1歳半を過ぎても言葉が出ない原因を考察

言葉の発達が遅れている原因が、自閉症かもしれないから。男の子だから。で済ませてしまうのは違うと思います。

振り返ると、私たち夫婦の育児にも問題点がありました。

「自閉症じゃない」ということを前提に、息子が言葉をなかなか覚えない原因を探りました。

原因①自然と言葉を覚えるものだと思っていた

「子供に言葉を学習させる」という行為をあまりしていませんでした。

母親を指して「ママだよ」とか車のおもちゃを見せて「車だよ」とか

「これは赤だよ」「黄色だよ」など

言葉を覚えさせるような語りかけが少なかったように感じます。

もにゅら
普通に接してれば、自然と言葉を覚えるだろう

くらいの甘い認識でいました。

「犬(ワンワン)」とか「電車」とかいう言葉を丁寧に説明していなかったので、息子が覚えられないのは当然です。

原因②テレビに頼り過ぎていた

グズっている時は「いないいないばあっ!」とか「おかあさんといっしょ」等、子どもが好きな番組を見せると大人しくテレビを見ます。

妻が料理を作ったり、私が作業をしたりと子どもに邪魔されたくない時は、テレビに子守をお願いしていました。

そのせいで、息子にテレビ癖がついてしまい、チャンネルを変えたり、テレビを消すと再びグズり出し、機嫌が悪い時は何時間もテレビを見続けるという日が増えてきていました。

特に緊急事態宣言中は外出もできないので、ずっと家にいました。

息子は外出が好きで外では大人しいのですが、ずっと家にいると部屋中をちらかしたり、グズったりするので大変です。

それで、テレビを付けっぱなしにする日が増えてしまいました。

テレビは言語の発達を遅らせる原因と言われています。

これからの私たち夫婦の育児

息子の言語能力が遅れている原因は私たち夫婦にあると感じ、これからの育児を見直すことにしました。

①積極的に話しかける

元々、夫婦ともに大人しい性格のため、子どもに対する声掛けが足りなかったんじゃないかと反省しています。

息子の目に映るもの1つ1つを解説していくことを心掛けます。

②新しい世界を見せる

タイトルが大げさですが、外出を増やして息子の五感に刺激を与えたいってことです。

今年(2020年)は新型コロナウイルスが流行し、休日も家で過ごす日が多かったです。

緊急事態宣言が解除され、徐々に元の生活に戻りつつあるので、公園など自然が豊かなところを中心に子供を連れて行きたいと思っています。

③テレビを控える

もしかしたらウチの子、自閉症かも!?と焦り出したのは一昨日の話ですが

昨日から早速、ノーテレビデーを続けています。

今日で2日目ですが、意外と息子はテレビなしで過ごせています。

このままずっとノーテレビデーを続けるのは難しいでしょうから、近いうちにテレビを解禁すると思います。

今後はテレビの時間を決めて、極力テレビの閲覧時間を減らしていきます。

④保育園に通えば成長が早まるかも?

息子は2020年4月に保育園に入園しました。

しかし、コロナの影響で通ったのは1週間だけです。

6月から再び慣らし保育が始まります。

保育園に行けば、保育のプロである保育士さんや同世代の子どもがたくさんいるので、息子にとって良い刺激になると思います。

まとめ

息子が自閉症かどうかは、まだわかりません。

しかし、1歳半健診の項目をチェックすることで、息子の成長が一般的な子供と比べて遅れ気味であることがわかりました。

息子が自閉症じゃなかったとしても、育児を見直す良いきっかけになったと思っています。

1歳半になると成長のスピードに個人差がつきやすくなります。

我が家のように、1歳半の割に言葉の発達が遅れていたり、自閉症のようなクセが表れて不安を抱いている方も多いと思います。

結果がどうあれ、少しでも前向きに育児が続けられることを願っています。