WordPressでブログを運営して1年が経過しました。
デザインのテーマはオープンケージのスワローを採用しています。
個人的にはシンプルで見やすいので気に入っています。
1年で更新した記事は82記事です。
週1~2記事のペースで更新してきました。平均すると月6~7記事。
気になるPV数と収益ですが、結論から言うと
PV数:約6,400
アドセンス:英世×2
アフィリエイト:諭吉×1、一葉×1
こんな感じです。
ブログを1年も続ければ、月間10万PV達成!!とか収益では数万~数十万達成!とか立派な実績を発表された記事をよく目にします。
私もブログを始める当初は1年後には少なくとも月間1万PVは達成しているだろうと高をくくっていましたが、現実はこんなもんです。泣
私の場合、今のところブログの運営は失敗しています。
とはいえ、失敗したおかげで反省点が見えてきました。
当記事では私の失敗例をさらけ出します。
失敗から学んだことも書いているので、ブログ初心者で、PV・収益が伸び悩んでいる人のヒントになれればと思っています。
私より優れたブロガーの人は、こんな才能がない人もいるんだと笑ってください!
- 自分はまだ伸び悩んでいると思っていたけど、コイツ(もにゅら)より全然マシじゃん!
- 下には下がいるもんだな!笑
- 挫折しそうになっていたけど、こんな奴でも頑張ってるなら、もう少し継続してみようかな?
そんな感じで読んでもらうのも全然OKです!
目次
PV数の推移
1年間で月間PV数はどのように変化していったかというと
グラフの形自体は右肩上がりなので、低レベルながら成長しています。
最初の5ヶ月間は、PV数がほぼ0でした。
絶望しかありませんね!
しかし、半年後から徐々に伸びてきています。
10ヶ月目にして初めて月間1,000PVを達成しました。
11ヶ月目になると1本の記事がヒットしたおかげで月間約5,000PV
12ヶ月目には6,000PV越えを達成しました。
PV数の推移について分析していきます。
誰も訪れない悪夢の5ヶ月間
ブログを開設した2019年5月~9月までの5ヶ月間に42本の記事をアップしました。
最初の5ヶ月間の月間PV数は、ほぼゼロでした。
訪れるのは、おそらく自分かASPの審査員くらい。
その他の人は本当に誰も来なかったんじゃないかというレベルです。
私の場合、ブログのランキングサイトやSNSも使っておらず、Googleで検索しても上位表示されない、まさに陸の孤島状態でした。
ブログ運営のセンスがある人は、SNSやはてなブックマーク等をうまく利用して初月から実績を上げている強者もいますが、私の場合、武器もセンスもなく、誰も来るはずのない孤島でひたすら旗を振っているような感じでした。
6ヶ月目から徐々に人が訪れる
6ヶ月目になって、ようやくGoogleやYahoo!といった検索エンジンからの流入が徐々に入り始めました。
10月末までに累計48記事作成しましたが、10月の実績は1日平均10PV程度です。
まったく読まれないページがほとんどですね。
それでも、少しでも実績が出てきたので希望は見えてきました。
10~2月にかけて徐々にGoogleに記事が認識され、圏外だった記事の順位が上がり出したこともあり、少しずつですがPV数も伸びています。
11ヶ月目に確変!突然PVが急増
3月になってPVが激増しました。
これには理由があります。
3月に書いた1本の記事がヒットしたためです。
トレンドキーワードのニッチな部分を狙って記事を作成したので、競合が少なくすぐに上位表示されました。
ちなみに私のような弱小ブログであっても1年近くコンスタントに記事を更新していけば、記事次第では1週間以内に上位表示されることもあります。
3月までにトータル74記事投稿しましたが、3月の5000PVのうち約5割がこの1本の記事によるアクセスです。
3~4月中旬までは、狙ったキーワードで上位表示(2~3位)をキープしていたので、かなりPVを稼いでくれました。
特に4月に関しては6400PVのうち3800PVが1記事によるもので割合としては全体の6割を占めていました。
82記事あるのにアクセスの6割は1記事によるものという非常にバランスが悪い構成です。
4月中旬以降は競合が増え、稼ぎ頭の記事の順位がどんどん下がり10位以下に転落したため、現在では、ほとんどアクセスがありません。
13ヶ月目の予想
今月のPV予想ですが、今のペースだと2500~3000PVくらいになると思います。
前月の6400PVから半減以下の予想です。
3~4月中旬にかけて稼いでくれたトレンド記事のアクセスが、ほぼ無くなったことが原因です。
82記事ある中で、2ヶ月間はトレンド記事が月間3000~4000PVを稼いでくれましたが2番目に多い記事になると1ヶ月で600PV以下です。
格差ヤバイですね。
収益の推移
収入ですが、銀行口座に振り込まれた金額で言うと
1年間で0円です。
1ヶ月じゃないですよ。
1年間で0円です!
収入源はアドセンスとアフィリエイトがありますが、どちらも全く収入がありません。
これは全く成果が上げられなかったという意味ではありません。
アドセンスもアフィリエイトもお金が振り込まれるには最低金額が設定されています。
収益があっても最低金額を満たしていない場合、お金は振り込まれません。
アドセンスの収益
アドセンスの場合、累計8,000円以上の収益があった場合、振り込まれます。
ブログ運営1年で得たアドセンスの収益ですが、最低金額まであと一歩足りませんでした。
アドセンスに関しては最初の10ヶ月は1ヶ月缶コーヒー1~3本分程度の収益しかありませんでした。
11ヶ月目に1記事アクセスが伸びたおかげで、11ヶ月目、12ヶ月目で収益が大きく伸びました。
8,000円まで、あと1,000円を切っているので今月中には8,000円の壁を越えられそうです。
アフィリエイトの収益
アフィリエイトについては11ヶ月目まで未確定報酬すら無く0円が続いている状態でした。
PVが急増した11ヶ月目ですら成果は0でした。
1年以内のアフィリエイト成果は難しいかな?と諦めかけていたのですが
12ヶ月目にして初成果が出ました!
しかも、同じ日に2件も!
その後も同じ広告から数件成果が発生し、現時点で未確定ながら約15,000円の収益が出ています。
収益はすべてアクセスを稼いでいるトレンド記事に載せている広告から発生したものです。
現在は検索順位が下がってアクセスも減っているので、一時的なものではありましたが私のような弱小ブログでも成果が上げられることが証明されました。
1年経過した割にPV数が少ない原因と対策
ブロガーの成果発表記事を見ていると、すごい人は初月から1万PVとか叩きだしている人もいます。
私の場合、1年経っても月間6,400PVがベスト。
まぐれで当たった記事がなければ3,000PV程度と数あるブロガーの中でも底辺に属するレベルです。
ただ、PVが少ないと嘆いているだけでは意味がないので、PV数が少ない原因を探っていきます。
①記事数が少ない
私は1年間で82記事アップしましたが、1年目から成果を上げている人達と比べると記事数が全然少ないです。
毎日更新している人から言わせれば3ヶ月分にも満たない記事数です。
ブログは100記事書いてやっとスタートラインに立てるとよく言われますが、私はまだスタートラインにすら立てていないということですね。
ということで、82記事で嘆くのは時期尚早と言えます。
②専門性が低く直帰率が高い
当ブログは雑記ブログです。
テーマは何でもあり。思いついたことを書いています。
PVが低い原因は直帰率の高さが原因だと分析しています。
当ブログの直帰率は90%前後です。
つまり、ほとんどの人は1記事だけ見て帰ってしまっています。
その原因のひとつが専門性の低さです。
読者の人は、何かしらの悩みを持って記事を読みに来ているはずです。
1記事読んで、さらに詳しい記事がないかと思った時に全然関係のない記事ばかり投稿していたら読者の人はどう思うでしょうか?
すぐに立ち去りますよね?
ということで私のブログの欠点は、テーマが特化しておらず雑記スタイルになっている点です。
これに関しては、今すぐ改善するつもりはありません。
正直、私には特定の分野で誰かに誇れるような専門的な知識があるわけではありません。
興味のある分野は複数ありますが、どれもつまみ食い程度の知識です。
そのため、ブログの内容もいろんなテーマをつまみ食いしたような内容になっています。
自分の得意分野が何かは今はよくわかっていません。
量をこなしていくうちに、見えてくると思うので、しばらくは雑記スタイルを続け、得意分野が見えてきたら、その分野を深めていきたいと考えています。
③ニッチ過ぎるキーワードの記事が多い
私の記事の場合、狙ったキーワードで上位表示されている記事もいくつかあります。
それでいて、PVは全然伸びない。
原因は、狙ったキーワードがニッチ過ぎたからです。
私は食べ歩きが趣味なので、食レポ記事も何本か掲載しています。
店名を検索すると私の記事が上位表示されるものも何本かあります。
上位表示されているにもかかわらず、食レポ系の記事は月間30PVとかそんなレベルです。
現在はコロナウイルス対策で外食自粛しているタイミングというのもあるかもしれませんが、それにしても少なすぎますよね。
私は10万人規模の市に住んでいますが、そのうち私が紹介した店に興味がある人が何人いるのかと考えると、ターゲットがかなり絞られてしまいます。
個人的にはローカルネタが好きです。
たとえPV数が少なくても地域活性化に貢献できるので、趣味としてブログを書くのであれば全然問題ありません。
ただ、稼ぐことを目的とした場合、検索ボリュームの少ないニッチ過ぎる記事を書いても非効率的です。
ニッチ過ぎるネタの場合、競合サイトが少なく、上位表示が簡単というメリットがある一方で、上位表示されたところで、大したアクセスが見込めないというデメリットがあります。
ブログを始めたころは、ローカルネタでも月間100PV以上見込めるんじゃないかと根拠のない自信がありましたが、見当違いでした。
現在はロングテールを意識しつつも集客が見込めるキーワード選定を心掛けています。
自分が作成しようと思っているキーワードの検索ボリュームがどれくらいあるのか調べるには、aramakijakeがオススメです。
④ゴミ記事を量産している
ゴミ記事の定義は人によって違いますが、私の考えるゴミ記事とは、Google等で全く検索されない記事のことです。
私の集客方法は今のところ、ほぼ100%SEOからの集客です。
いくら渾身の記事を作成したとしてもGoogleに下位表示や圏外にされてしまったら、誰も読んでくれません。
82記事のうち、検索エンジンからの流入があるのは20記事程度です。
残りの62記事は、ほぼ誰にも読まれないゴミ記事です。
ゴミ記事と言っても私の中では決して手抜きをしたわけではありません。
当ブログの記事は基本的に、ほとんど2,000文字以上あります。
では、どうしてゴミ記事を量産してしまっているのでしょうか。
考えられる原因は4つあります。
①競合が多いビッグキーワードを狙っている
ドメインパワーが弱い新米の弱小ブログの場合、良記事を書いたとしても歴史のあるブログや専門サイトには勝ち目がありません。
キーワードを決める際は、公式サイトや専門サイトが上位を占めているようなキーワードを狙っても絶対に勝てません。
キーワードを決めて、上位10サイトを調べて一般のブロガーが入り込む余地があるかどうかを分析する必要があります。
ブログを始めて数ヶ月は、あまりキーワードを意識せずにタイトルを付けていたので、結構失敗しています。
最近はキーワードと検索ボリュームを意識しながらタイトルを付けるように心がけています。
②キーワード選定をせずにフィーリングで書いている
中身も大事ですが、それ以上にタイトルの方が重要だと思います。
中身が充実していたとしても、誰も思いつかないようなキーワードでタイトルを付けてしまったら、検索されません。
しっかりとキーワード選定をせずに、なんとなく付けたタイトルやテーマの記事の大半は全くアクセスがありません。
アクセスがない記事はゴミ同然です。
特に序盤に書いた記事はゴミ記事が多いです。
最近はキーワードを結構意識して書いています。
③まだ上位表示されていないだけ
記事を投稿しても、すぐに上位表示されるとは限りません。
私の記事の中でも、投稿後1週間以内に上位表示されている記事もあれば、半年以上かけて、ジワジワと順位を上げている記事もあります。
競合が少ないニッチなキーワードを狙った方が、早く上位表示される傾向にあります。
一方で、最初の数ヶ月は全然Googleで上位表示されていなかったのに、時間とともに徐々に順位を上げてきている記事もあります。
検索ボリュームが多く、競合サイトが多いキーワードの場合、順位が上がるまで時間がかかる傾向にあります。
④原因不明
正直、なんでGoogleの検索結果に表示されないのか、わからない記事も複数あります。
ニッチで競合が少ないと思っていたキーワードでも上位表示されない、あるいは圏外になっている記事も珍しくありません。
インデックスされていないのであれば、わかりますが、調べてみるとインデックスされているのに何故か上位表示されない記事があります。
原因がわからないので、今のところ手の打ちようがありません。
勉強不足ということで、まだ改善の余地があると思います。
収益が少ない原因と対策
当ブログの収益はアドセンスとアフィリエイトです。
アドセンスの収益が低い原因と対策
原因
アドセンスについては年間で最低支払金額の8,000円に満たないレベルです。
収益が低い原因はPV数が少ないからです。
最後の2ヶ月でようやく5000PV前後を達成しましたが、それ以前は月間1000PV程度の弱小ブログでした。(今でも弱小ですが)
初心者ブロガーはビッグキーワードを狙っても上位表示されません。
そのため、スモールキーワードやロングテールでのSEOを意識した方が良いというのが一般的です。
私の場合、スモールキーワード過ぎて上位表示されても、ほとんど誰も見に来ない(来ても1日1人とか週に1人とか)記事を書いていました。
上位表示されても、読まれない記事を書いていては意味がありません。
私の場合、一番読まれている記事で最高月間4,000PV程度ですが、2番手の記事になると月間600PVにまで落ち込みます。
一方で、頑張って書いても全く読まれない記事もあります。
記事にかける熱量とPV数が比例していれば問題ないのですが、そういうわけでもありません。
82記事の中で2番目に読まれている記事は、初期に書いた記事で2,000文字弱です。
字数で言えば、おそらくワースト5に入る少なさです。
そんな少ない文字数の記事がよく見られている一方、5,000字前後でアクセスほぼ0という記事もあります。
このことから文字数はあまり関係ないことが言えます。
対策
ピンポイント過ぎて誰も調べないような記事を書くとマニアには喜ばれるかもしれません。
しかし、PVを増やすのに重要なのは、どれだけ多くの人の役に立てるかです。
私の場合、趣味ではなくビジネスとしてブログを書いているので、自己満足日記にするわけにはいきません。
字数よりも、より多くの人の役に立つ記事を書くことを心掛けていきます。
アフィリエイトの収益が少ない原因と対策
アフィリエイトに関しては12ヶ月目に初成果を上げることができました。
初成果が出てからは1ヶ月以内に同じ広告から複数成果が発生しています。
ただし、トレンドネタだったので、この記事を書いている13ヶ月目は成果2件のみで今後の収益はないと思っています。
原因
アフィリエイトの成果が少なかったのは、アフィリエイト記事が少なかったからです。
ブロガーと言えばPVで稼ぐというイメージがあったので、当初はアドセンス広告にしか頼っていませんでした。
私の予定ではブログ運営1年で月間10万PVとか達成しているはずでしたが、結果は10分の1にも満たない6,000PV。
しかも、土壇場でマグレ記事が当たっての6,000PV。
それを除けば、実力的には1年間で80記事2,000~3,000PV止まりのセンスなしブログに低迷しています。
PVが少ない上に、アフィリエイトリンクも貼っていなければ成果が上げられるわけないですよね!
11ヶ月目くらいになって、このままではヤバイと感じ、本格的にアフィリエイト記事を書き始めました。
それで、偶然1本の記事がヒットしたので、なんとか1年以内にアフィリエイトの成果を上げられたわけです。
ただ、マグレとはいえ、狙ったキーワードで上位表示が取れてアフィリエイトの成果を何件も上げられたことは自信になりました。
対策
今後はしっかりとアフィリエイトに力を入れていきます。
私はブログで月収100万円を目指しています。
月収100万円稼ぐブロガーって、ほぼ例外なくアフィリエイトの稼ぎの割合が多いですよね。
たとえば「今日はヒトデ祭りだぞ!」を運営しているヒトデさんの場合、YouTubeで月収100万円の内訳を公表していましたがアドセンスによる収益は20万円に過ぎません。
それ以外はAmazonやASP、アプリ案件といったアフィリエイトによる収入です。
ヒトデさんのようなバケモノ級のブロガーでさえ、アドセンスでは20万円程度しか稼いでいないのに、アドセンスだけで100万目指すなんてどう考えても無理ゲーですよね!
ということで、ブログだけで食っていくためにはアフィリエイトの強化が不可欠です。
単価は500円以上の案件を中心に取り扱っていく予定です。
ちなみに私が一発当てたアフィリエイト記事の広告単価は2,000円です。
5件成果があれば1万円稼げます。
単価は高い方が効率的に稼げます。
ただし、高単価の商品はプロブロガーも必死に記事を書くので、単に単価が高い商品を売ればいいというわけでもありません。
自分の得意分野で単価が高い商品に絞っていきます。
まとめ
ブログを立ち上げて1年経過した時点での実績は散々な結果に終わりました。
しかし、失敗を繰り返したことで、どんな記事を書くとPVが集まらないかという検証ができました。
11ヶ月目に1本の記事がヒットしたことで、成功のヒントも得られました。
今までの失敗を教訓にして今後は
- 慎重なキーワード選定
- 多くの人の役に立つ記事
- アフィリエイト収益に結びつく記事
以上の3つのポイントに注意しながら記事を作成していきます。
ブログ運営1年目の結果報告と今後の対策についてまとめています。
失敗談が多いので、私を反面教師にしてもらったら伸びるかもしれません。